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ダニー・ガルシア、10月18日の引退試合を前にキャリアを振り返り、自身の「最高の勝利」を語る
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
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ダニー・ガルシア、10月18日の引退試合を前にキャリアを振り返り、自身の「最高の勝利」を語る
ダニー・ガルシアの引退は目前に迫っているが、元2階級制覇王者は10月18日、ニューヨークのバークレイズ・センターで行われる「フェアウェル・トゥ・ブルックリン」と銘打ったイベントで、ダニエル・ゴンザレスと対戦する。

ガルシア(37勝4敗、21KO)は、昨年9月にWBAミドル級王者エリスランディ・ララに9ラウンドTKOで敗れた際の低調なパフォーマンスにもかかわらず、37歳にして今回の10回戦ジュニアミドル級マッチでゴンザレス(22勝4敗1分、7KO)を下すと見られている。

「たくさん稼いだし、今も十分なお金がある。でも今回の試合をやる理由はただ一つ、“勝ってキャリアを締めくくりたい”からなんだ」とガルシアはRedditでのAMAセッションで語った。
「ほかに理由はない。ただ純粋にボクシングを愛しているからだ。金のためでも名声のためでもない。ダニー・ガルシアという物語を、“手を挙げて勝者として終える”ためにやるんだ。」





「ずっと3階級制覇チャンピオンになりたいと思っていた。でも前回の試合ではその夢に届かなかった。
それでも、誰とでも戦ってきたことを誇りに思っている。相手が誰であろうとリングに上がり、一度も挑戦から逃げたことはない。
これまでに本当に多くのことを成し遂げたと感じているし、自分自身を誇りに思っているんだ。」



彼はこれまでに、エリック・モラレス(2度)、アミール・カーン、ザブ・ジュダー、ルーカス・マティセ、ラモント・ピーターソン、ポール・マリナッジ、ロバート・ゲレーロ、ブランドン・リオスらに勝利している。
敗北を喫したのは、エロール・スペンス、ショーン・ポーター、キース・サーマン、そしてララの4人だ。

18年に及ぶキャリアの中で、数々のビッグファイトを振り返ったガルシアはこう語っている。

「一番の試合を挙げるなら、やっぱり2013年のマティセ戦だと思う。あのときはすごい注目を浴びていて、俺は“アンダードッグ(下馬評の低い側)”だった。でも実際には俺がチャンピオンだったんだ。みんな“マティセが俺をKOする”と思ってたけど、俺が勝った。その勝利には特別な意味があった。
でも、自分のキャリアの中にはほかにも素晴らしい勝ち試合がたくさんあると思ってる。」






「これまでで一番強烈だったパンチは、たぶんマティセが11ラウンドで放った右ストレートだな。あの一発でマウスピースが飛んだんだ。

それからアミール・カーンはあまりにも速くて、“レフェリーに殴られたのか?”って一瞬思ったくらい(笑)。
スキル面で言えば、一番の相手は初戦のエリック・モラレスだね。彼は伝説で、俺はまだ若手だった。
試合中、彼が俺のパンチをスッとかわして、まるで『どうした?』って感じで挑発してきたシーンがあった。あの夜はまさに“伝説から学んだ夜”だった。だから、技術的にはモラレスが最もレベルの高い相手だったと思う。」

グローブを正式に置いたあと、ガルシアは自身のプロモーション「スウィフト・プロモーションズ」でプロモーター業に専念する予定だ。

「俺のプロモーションは、将来きっと業界最大級のひとつになると思ってる」とガルシアは語る。
「オスカー(デ・ラ・ホーヤ)がゴールデンボーイ・プロモーションズを立ち上げたときと同じように、小さな興行から始めて、今は初めてのビッグショーを自分でプロモートしてる。これがさらに大きなイベントにつながり、有望な選手を契約していく足がかりになると思う……ただのボクサーにとどまらず、それ以上の存在になることが、ずっと俺の夢だったんだ。」

Manouk Akopyan は『ザ・リング』の主任ライター。Xとインスタグラムで @ManoukAkopyan をフォロー。



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