クリスチャン・エンビリは、9月13日にラスベガスのアレジアント・スタジアムで行う
カネロ・アルバレス対テレンス・クロフォード戦のアンダーカードで、
レスター・マルティネスと対戦し、飛躍の瞬間をつかむ準備をする。
世界が
ネットフリックスを通じて試合を見守る中、フランス生まれカメルーン育ちでカナダを拠点にするエンビリにとって、まさに待ち望んだ舞台となる。
「この大舞台で最高のパフォーマンスを見せて、カネロ対クロフォードの勝者と次に戦うのは自分だと証明する準備をする。人生最大の試合だが、自分がいかに偉大かを世界に示す準備をする」とエンビリは
『ザ・リング』に語る。
マルティネス(19勝0敗16KO)は、WBAで3位、WBCで7位、IBFで15位にランクされ、クロフォードのトレーナーであるブライアン・マクインタイアに指導を受ける。29歳のグアテマラ出身選手は、この1年間で健康問題により3試合を直前でキャンセルしてきた経緯を克服しなければならない。
「試合前に健康上の問題が起きないことを願う。マルティネスはとても強そうに見える。ボクシングもできるし、打ち合いもできる。パワーとフィジカルは印象的で、完成された選手のように見える。大きな挑戦になるが、勝つための戦略をしっかり立てる。決して軽視しない。簡単な試合ではなく、これまでで最も厳しい戦いになる可能性がある。彼は勝つために戦いに来るが、私は準備を整える」とエンビリは語る。
マルティネスは3月に
ジョーション・ジェームズを4回でストップしたのが最後の試合となる。7月にはピエール・ユベール・ディボンブと対戦する予定だったが、片頭痛により試合週にキャンセルした。
ジェームズ戦の前、マルティネスは2024年6月にカルロス・ゴンゴラに判定勝ちを収めている。エンビリも2023年3月にゴンゴラと対戦して判定勝ちを収めたが、マルティネスの勝利の方が印象的だったと認める。
「ゴンゴラに対する彼のパフォーマンスは自分のものより良かったと思う。自分は少し打たれた。しかしリングに上がれば関係ない。彼がミスをしたら必ず代償を払わせる。自分にはパワーもスタミナもある。この試合に勝つ」とエンビリは語る。
Manouk Akopyan は『ザ・リング』の主任ライターを務める。
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