カネロ・アルバレスのリング復帰は無期限延期となった。

ザ・リングのマイク・コッピンジャーは、DAZNの番組『Inside The Ring』最新回で、アルバレスがテレンス・クロフォード戦の敗北後に肘の手術を要する見込みだと報じた。アルバレスは当初、サウジアラビア・リヤドで2月に再登場する仮予定だったが、回復により多くの時間を要するため、次戦は延期された。

アルバレス（35歳）は、リヤド・シーズンとの4試合契約のうち残り2試合を残している。

グアダラハラ出身のアルバレスは9月13日、ラスベガスの満員のアレジアント・スタジアムで、The Ring、IBF、WBA、WBC、WBOの168ポンド王座をクロフォードに奪われた。アルバレス（63勝3敗2分、39KO）は試合後の記者会見で、完敗を喫したものの引退の意向はないと明言。2階級上げて挑戦してきたクロフォード（42勝無敗、31KO）に敗れた。

元4階級制覇王者のアルバレスは、依然として米国で最も大きな影響力を持つボクシング・スターであり、The RingのP4Pランキングでも10位に位置している。

同番組はマックス・ケラーマンとコッピンジャーが共同司会を務め、今週は元NFL RBのルショーン・マッコイ、そして複数の選手を指導する元ヘビー級のマリク・スコットがゲスト出演した。

Keith Idecはザ・リングの上級ライター兼コラムニスト。Xでは @idecboxing で連絡可能。