カラム・スミスと
デビッド・モレルによるライトヘビー級戦の入札は、両陣営がついに試合実現へ合意に達したことで中止となった。
WBOは、7月12日に
イマム・ハタエフをスプリットデシジョンで下したモレルに対し、暫定王座を保持するスミスとの対戦を命じていた。
しかし、スミスのプロモーターであるマッチルームと、モレルのプロモーターであるウォリアー・ボクシングは、この試合について数か月にわたり協議を続けてきたものの、これまで解決には至っていなかった。
WBOは最終的に、11月18日に入札日を設定したものの、その後期限の延長に合意した。しかし、12月4日木曜日に入札が予定されていたところで、WBOは両陣営から合意に達したという書面での通知を受け取ったと発表した。
声明には次のように記されている。
「世界ボクシング機構(WBO)は、カラム・スミスとデビッド・モレルによるWBOライトヘビー級選手権試合について、マッチルーム・ボクシングおよびTGBプロモーションズ/ウォリアーズ・ボクシングの双方から、両当事者が合意に達したことを示す書面による確認を受領したことをここに発表する」
「したがって、きょうWBO本部で予定されていた入札は、即時に中止とする。」
「適切な時期に、当事者双方が試合日、開催地、正式なプロモーターを発表することになる。」
スミス(31勝2敗、22KO)は、2月に同国の
ジョシュア・ブアツィとの12回に及ぶ激闘をポイントで制し、その勝利で暫定王座を獲得している。
モレル(12勝1敗、9KO)は、2月1日にデビッド・ベナビデスに判定負けを喫して以来となる復帰戦で、7月にハタエフを破った。