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バフラム・ムルタザリエフ対ジョシュ・ケリー:IBF、無敗のロシア人に王座防衛を指令
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Mosope Ominiyi
Mosope Ominiyi
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バフラム・ムルタザリエフ対ジョシュ・ケリー:IBF、無敗のロシア人に王座防衛を指令
求めよ、さらば与えられん。

ジャロン・エニスを154ポンド級に迎え入れるためのマッチルームの最初のオファーには興味を示さなかったジョシュ・ケリーだが、機会さえ与えられれば現IBF王者バフラム・ムルタザリエフをアウトボクシングしてみせると主張していた。

そして今、彼はその強気な言葉を証明するチャンスを掴んだようだ。IBFは王者に対し、ランキング3位の挑戦者との対戦を指令した。なお、ランキング1位のエリクソン・ルビンは10月18日にヴァージル・オルティスと対戦する予定で、2位の座は空位となっている。

このニュースを最初に報じたのはボクシングシーンであり、IBFはメイン・イベント所属のムルタザリエフ陣営とワッサーマンのケリー陣営に対し、交渉を開始し9月19日までの30日以内に合意に至るよう命じた。

ムルタザリエフ(23勝無敗、17KO)は、2024年4月にジャック・クルカイを11ラウンドでストップして当時空位だった王座を獲得した。その6か月後には元WBO王者ティム・チューを3ラウンドで鮮烈に仕留め、初防衛を果たした。

最近、王者自身も公にしている懸念は試合間隔の空きだ。彼は「ザ・リング・マガジン」に対し、統一戦であれその他の試合であれ、多くの同階級のライバルたちが自分との対戦を避けているように見えることへの苛立ちを明かしている。


「もう1年近く試合をしていない。もしかしたら戦い方を忘れてしまったのかもしれない。試合をしていないのは良くない。自分は世界王者であり、少なくとも年に2回はリングに上がってアクティブでいる必要がある」と語った。

「試合から遠ざかっていると錆が回るのを感じる。実戦で距離感やパンチを見極めるのが難しくなり、そうやってラウンドを失うのは大きな不利だ。だが今は美しい家族と過ごしながら、自分の技術を研ぎ澄ませている。他に何ができるというんだ?」

サンダーランド出身のケリー(17勝1敗1分、9KO)は、9月のダニエル・デュボア対アンソニー・ジョシュアのアンダーカードでイシュマエル・デイビスにマジョリティデシジョンで勝利し、6月6日には戦績24勝1敗のフラヴィウス・ビエアを初回KOで下して復帰した。

31歳のケリーにとっても、試合間隔と質の高い対戦相手を見つけることは課題となってきた。その問題は2021年2月に行われたデビッド・アヴァネシアンとのヨーロピアンタイトル戦にさかのぼる。たびたび延期された末に実現したその試合は、彼にとって唯一のプロ敗北となっている。

ボクシング界の政治的事情を嘆いてきたケリーだが、ムルタザリエフとの対戦については熱意を込めて語り、自身の名前を32歳王者の2度目の防衛戦候補に挙げたことを明らかにした。


彼は「ザ・リング・マガジン」のルイス・ハートにこう語った。「あいつとは全く問題なく戦う。トムとジェリーのような試合、つまりスタイルが試合を作るんだ。この“トムとジェリー”ファイターがリングに上がり、ムルタザリエフを倒して逆さまにしてやる。ターレキがThaBoxingVoiceで話しているのを聞いた。誰も彼と戦いたがらない、3人にオファーしたが皆怖がっている、と言っていた…俺たちはその件に名乗りを上げたが、何の返答もない。」

「俺があいつを滑稽に見せると思う。ジャック・クルカイ戦を見たが、あれは彼にとってひどい夜だった。腕が2本、足が2本あるのは俺も同じだ。俺のほうがスピードは上だし、あいつのほうがパワーがあって体も大きいかもしれないが、問題はそこじゃない。大事なのはIQだ。俺にはあいつを逆さまにしてやるだけのものがすべて揃っている、間違いなくな。」

ムルタザリエフはその発言にインスタグラムで反応し、「しっかり隠れておいたほうがいい」と言い返した。そして今回のIBFの指令によって、ようやく合意に向けて前向きな動きが見えてきた。
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