バフラム・ムルタザリエフ対ジョシュ・ケリー戦のIBF入札が先週延期された後、両陣営は火曜日に再び入札を行うとみられていた。

しかし、『ザ・リング・マガジン』が得た情報によると、この入札は正式に中止され、契約が目前に迫っているという。関係者によれば、細かな調整が進められており、正式発表は間もなく行われる見込みである。『Fight Freaks Unite』の報道によると、試合は1月31日に開催される予定で、マッチルームがプロモートを担当し、イングランドでの開催が有力視されている。

これはムルタザリエフにとって朗報である。IBFスーパーウェルター級王者のムルタザリエフは、2024年10月19日にフロリダ州オーランドのカリブ・ロイヤルでティム・チューを3回KOで破り王座を獲得したことで、一躍この階級で最も注目される存在となった。その後、彼は試合を行っていない。

ムルタザリエフ（23戦23勝、17KO）は当初、IBFランキング1位のエリクソン・ルビンとの対戦が予定されていた。しかし、元挑戦者のルビンは別の道を選び、現在はWBC暫定王者ヴァージル・オルティス・ジュニアと11月8日にテキサス州フォートワースのディッキーズ・アリーナで対戦することが決まっている（DAZNで生中継）。

一方、ケリー（17勝1敗1分、9KO）は2022年にデビッド・アバネシアンにTKOで敗れて以降、好調を維持している。7連勝中であり、その中には6月6日のフラヴィウス・ビエア戦での初回勝利も含まれる。