リフト・プロモーションズの発表によると、シャフラム・ギヤソフ（17勝0敗、10KO）は11月14日、ウズベキスタンのタシュケントにあるフモ・アリーナでリングに戻る。

ギヤソフ（17勝0敗、10KO）は、『The Ring』誌の147ポンド級ランキングで5位につけており、対戦相手は未発表のまま、実戦勘を維持するための凱旋試合に臨む。

同時に、WBA世界ウェルター級王者ロランド・ロメロに対する指名挑戦の機会を待っている。ギヤソフは同階級のWBAランキングで1位である。

“ワンダーボーイ”の愛称で知られるシャフラム・ギヤソフは、ウズベキスタン・ブハラ出身の32歳で、2016年リオ五輪の銀メダリスト。前戦は4月に行われ、フランコ・マキシミリアーノ・オカンポを4回KOで下している。試合の約1か月前に、2歳の娘が希少な脳疾患で亡くなったばかりだったため、この勝利はギヤソフにとって非常に感情的なものとなった。

同大会にはヘビー級のラジズベク・ムロジョノフ（6勝0敗、6KO、1ノーコンテスト）も出場予定。ウズベキスタン出身で、2024年パリ五輪金メダリストでもある。

ムロジョノフはWBCグランプリ・トーナメントに出場していたが、6月21日の準々決勝でユネス・バーラに判定勝ちした試合は、その後26歳のサウスポーである彼が禁止薬物の陽性反応を示したことが判明し、ノーコンテスト（無効試合）に変更された。

Manouk Akopyanは『ザ・リング』の主任ライター。XとInstagramで @ManoukAkopyan をフォローできる。