アンジェロ・レオは土曜日、大阪で敵地に乗り込み、WBOフェザー級タイトルをかけて
亀田和毅と対戦し、キャリア再建をさらに進めた。
「まさに予想通りの展開だった。タフな試合で、相手も強敵だったが、しっかり勝ち切ることができた」と、レオは試合後のコメントで語った。「自分の方が多くのパンチを当てた。それが勝因だと思う。
「
亀田は思っていた以上にパワフルだった。パンチも本当に速かった。予想よりも力強さがあった。ダメージを受けたわけではないが、何度か注意を引かれた。反応も鋭かった。自分のパワーは確実に伝わったはずだ。彼の鼻を壊したのがその証拠だ。」
「この試合を制する上で、ジャブが鍵になった。必要な調整を加えて、やるべきことをやった。本音を言えば真っ向勝負をしたい気持ちもあったが、作戦に従ってアウトボクシングに徹した。後半になると、彼はジャブから逃れるのに苦労していた。自分はリズムに乗ってコンビネーションも打ち込み始めた。」
“エル・チニート”ことレオは、昨年8月にルイス・アルベルト・ロペスを番狂わせのKOで破り、現在保持するフェザー級王座を獲得。その前にはエドゥアルド・バエスやマイク・プラニアといった実力者にも勝利しており、2021年にスティーブン・フルトンとの122ポンド王座戦で唯一の黒星を喫して以来、現在6連勝中だ。出身はニューメキシコ州アルバカーキ、31歳。
王者としての肩書きとトップランクとの関係性を持つレオは、井上尚弥が126ポンドへ上げてきた際の有力な対戦候補となる。
「井上との試合は、確実に視野に入っている」とレオは語った。「日本のファンは素晴らしかった。素敵な経験だったし、またここで試合がしたい。」
レオは夏に再び日本を訪れ、休暇を楽しむ予定だという。
「元世界王者を敵地で倒したことは、自分のキャリアにとって大きな勲章になったと思う。自分は正しい道を進んでいると感じている」と語った。
Manouk Akopyanはザ・リング・マガジンの主任ライター。X(旧Twitter)および
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