クラレッサ・シールズは、この世に自分に勝てる女性はいないと考えているが、たとえ男性と同じリングに立つことになったとしても、大きな問題にはならないと信じている。
元3階級無敗統一王者のシールズは、もし男性と戦ったらどうなるかという質問を最近受けた。無名の男性相手であれば自分の技術に自信を持っているだけでなく、現役王者さえ倒せるという感覚も抱いている。
「私はロリーに勝つ。彼は世界王者だ」とシールズは『ザ・ジャスティン・ラボイ・ショー』で
ロリー・ロメロについて語る。「確かにロリーはとても型破りで、とても強い。でも私は彼よりずっと背が高く、ずっとリーチが長く、技術も上だ。彼は私には勝てない」。
もっとも、シールズの
自信が天を突いている一方で、その発言は必ずしも正確ではない。女子ヘビー級の無敗統一王者である彼女は、ロメロ(17勝2敗、13KO)より身長がわずか1インチ高いだけで、リーチも両者ともに68インチと同じである。
それでも、身体的条件が拮抗しているにもかかわらず、シールズ(17勝0敗、3KO)は話題をさらに進め、階級の違いを強調した。
一方のロメロは、5月2日にライアン・ガルシアを下し、WBA世界147ポンド級の一つの王座を獲得した。その後、ジャロン・エニスがスーパーウエルター級へ階級を上げたことで、正規王者に昇格している。
大きな体重差を踏まえ、シールズは、もし両者が戦えば、それが大きな要因になると考えている。
「私は普段185ポンドで生活していて、彼は147ポンドで戦っている」とシールズは語る。「小さい選手が大きい相手にダメージを与えるのは難しい」。