サウジアラビアのトゥルキ・アル・シェイク閣下は、9月に行われる
『リング』誌認定および4団体統一スーパーミドル級タイトルマッチ、サウル「カネロ」アルバレス対テレンス・クロフォード戦が、リヤド・シーズンの一環としてSelaによりプロモートされることを正式に発表した。
このビッグマッチでは、
クロフォードがスーパーウェルター級(154ポンド)からスーパーミドル級(168ポンド)へと2階級上げて、
アルバレスに挑戦することになる。また、試合日は当初予定されていた9月12日(金)ではなく、9月13日(土)に変更された。
放送局および
カネロ対クロフォード戦会場については、現時点でまだ決定していない。
アル・シェイク閣下X(旧Twitter)にて以下のように投稿している。「カネロ対クロフォード戦のプロモーターは、リヤド・シーズンのためにSelaに決定した。放送局についてはまだ未定だが、試合日は9月13日土曜日となる。詳細は近日中に発表する。」
しかしながら、
グアダラハラ出身のアルバレスと、オマハ出身のクロフォードによるこの試合は、サウジアラビア国外で開催されるリヤド・シーズン第3弾の目玉イベントとして位置付けられることとなった。
第1弾は2024年8月、ロサンゼルスのBMOスタジアムで開催され、クロフォードがイスライル・マドリモフに3-0の判定勝ちを収め、WBA世界スーパーウェルター級王座を獲得した。
第2弾はその翌月に行われ、ロンドンのウェンブリー・スタジアムにて、ダニエル・デュボアがアンソニー・ジョシュアを5ラウンドでストップし、IBF世界ヘビー級王座を防衛した。第3弾は今夏、7月19日に同じく収容人数90,000人のウェンブリー・スタジアムで開催予定であり、デュボアとオレクサンドル・ウシクがリング誌認定および4団体統一世界ヘビー級タイトルを懸けて対戦することとなっている。
ネバダ州ラスベガスの65,000人収容のアレジアント・スタジアムは、当初アルバレス対クロフォード戦の開催地として予定されていたが、現在は2025年最大の試合となるこの一戦を開催する都市として、3つの都市が候補に挙がっている。
今週初めに『ザ・リング・マガジン』が報じたところによると、ラスベガス、ロサンゼルス、そしてニューヨーク市が開催候補地となっている。
放送局および試合会場については、現時点でまだ決定していないが、この試合はNetflixではなく、PPV(ペイ・パー・ビュー)方式で生中継される予定である