『ザ・リング』誌は今夜、
ラスベガスのフォンテーヌブロー内ブロウライブ・シアターから、新シリーズ
『アンダードッグ』の第1回興行をライブでスタートさせる。
メインイベントでは、WBO世界フライ級王者
アンソニー・オラスクアガがフアン・カルロス・カマチョを迎えて防衛戦を行うが、その前にファンの目を楽しませる4試合のアンダーカードが組まれている。
この模様は
DAZNを通じて全世界にライブ配信され、シリーズは2026年1月から毎月継続して開催される予定である。
以下にアンダーカードの最新結果を随時更新する。
10代の才能アルバラードが無傷の戦績をキープ
無敗同士のスーパーバンタム級プロスペクト対決、
エミリアーノ・アルバラード対フアン・ガルシア。結果はアルバラードがマジョリティ・デシジョンで勝利し、無傷の戦績を守った。
序盤から激しい展開となったが、ロバート・ガルシアに師事する南カリフォルニア出身の18歳アルバラード(9勝0敗5KO)が、より積極的かつ正確なパンチで主導権を握った。
ガルシア(7勝1敗2KO)も見せ場を作ったものの、ジャッジの評価を引き寄せるには至らず。最終的にスコアは60-54、58-56、57-57でアルバラードに軍配が上がった。
タリー、ホロウェイ相手に初の6ラウンド完走
クルーザー級プロスペクトの
ジャマー・タリーがキャリアを着実に積み上げている。タリーは今年2月にプロデビューし、木曜の試合で初めて2ラウンドを超えて戦い、アンソニー・ホロウェイに6回ユナニマス・デシジョンで勝利。キャリア4勝目を挙げた。
試合はところどころで激しい攻防が見られたが、タリー(4勝0敗3KO)は勝利に十分な仕事をこなし、必要なラウンドを経験。タフなジャーニーマン、ホロウェイ(9勝9敗3分7KO)を相手にプロ初めて最終ラウンドのゴングを聞いた。
採点は60-54、60-54、59-55でタリーの勝利。
25歳のタリーはニュージャージー州カムデン出身で、ブライアン“ボマック”マクイントライアの指導を受けている。
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任記者である。 X (旧Twitter)およびInstagramでは@ManoukAkopyanで連絡可能。