『ザ・リング』誌は来月、ラスベガスで行われるカネロ・アルバレス対テレンス・クロフォード戦週に新シリーズ「アンダードッグ」を開始する。
DAZNはこのシリーズを来年1月から毎月配信する予定である。「アンダードッグ」は、今後台頭が期待される有望株やプロスペクト、そして時折注目度の低い王者を起用し、「五分五分の試合」を意図的に組むことを特徴とする。
シリーズの初回メインイベントは、9月11日の夜、ラスベガスのフォンテーヌブローにあるブリューホール・シアターで、WBOフライ級王者
アンソニー・オラスクアガ(9勝1敗、6KO)と、同級1位挑戦者
フアン・カルロス・カマチョ(19勝1敗、8KO)が激突することになっている。このイベントのチケットは本日発売開始され、価格は50ドルからであり、Ticketmaster.comで購入可能である(
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アンダーカードでは、スーパーフェザー級の有望株
ジャスティン・ヴィロリア(9勝0敗、7KO)と
ジョシャファット・オルティス(13勝1敗、6KO)の一戦が予定されている。さらに、スーパーウェルター級のジャリル・ハケット(9勝1敗、7KO)とイライジャ・ヴァインズ(8勝0敗、7KO)、スーパーバンタム級のエミリアーノ・アルバラード(8勝0敗、5KO)とフアン・ガルシア(7勝0敗、2KO)、クルーザー級のジャマー・タリー(3勝0敗、3KO)とアイザイア・トンプソン(11勝4敗2分、10KO)がそれぞれ対戦する。
「アンダードッグは、ファンが望む試合を提供することがすべてである──競争力があり、予測不能で、次世代のスターを際立たせる試合だ。9月のプレイベントは今後の展望を示すものであり、来年1月からは毎月必見の試合が展開されることをファンに約束する」 と、ザ・リングのCEOであるリック・リーノは語った。
2026年には毎月最低1回の大会開催に加え、「アンダードッグ」のための創造的な革新も導入される予定であり、ボクシングの再構築とファン体験の向上を目指す新たな取り組みが近日中に発表される。
Keith Idecは『ザ・リング』のシニアライターおよびコラムニストである。X(旧Twitter)@idecboxingで連絡可能。