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テレンス・クロフォード「カネロ・アルバレスを痛めつけ、止めることを思い描いている。『何だって可能だ』」
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Manouk Akopyan
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テレンス・クロフォード「カネロ・アルバレスを痛めつけ、止めることを思い描いている。『何だって可能だ』」
ボクシング界で最も尊敬される人物たちの多くが、9月13日にラスベガスのアレジアント・スタジアムでNetflix配信により行われる一戦で、テレンス・クロフォードが自分よりはるかに大きいカネロ・アルバレスを倒す現実的な可能性があると見ている。

しかし、賭け率で不利とされるクロフォードが、これまであらゆる攻撃を耐え抜いてきた相手に衝撃的なストップ勝ちを収めることはできるのだろうか。

「何だって可能だ」とクロフォードは記者団に語った。「自分のボクシングをするだけだ……カネロには鉄のアゴがあるが、過去にダメージを負ったこともある。クリーンヒットを受けても耐えてきた……俺は人生ずっとアンダードッグだった。いまは調子もいいし、心地よく、自信もある。こういう状況は俺にとって見慣れたものだ」

試合への準備期間中、クロフォードは一貫して「サイズは問題にならない」「アルバレスは機械ではない」「たとえ倒せなくても自分には勝つための全てのスキルがある」と主張してきた。

クロフォード(41勝無敗, 31KO)には破壊力もあり、それは11連続KO勝利という記録が証明している。その連続記録は途切れたものの、階級初戦でイスラエル・マドリモフを相手にWBA世界154ポンド王座を懸けて戦い、判定勝ち(3-0)を収めたことで新たなタイトルを手にした。


クロフォードはマドリモフを痛めつけることはできず、2階級上げて臨む試合でスーパーミドル級4団体統一王者アルバレスを倒すことは難しいように見える。

何と言っても、アルバレス(63勝2敗2分, 39KO)は36ラウンドにわたりKOアーティスト、ゲンナジー・ゴロフキンの強打を耐え抜き、さらにライトヘビー級でも2度戦って揺さぶられることはなかった。2019年にはセルゲイ・コバレフをストップし、2022年にはドミトリー・ビボルに判定で敗れている。

しかしアルバレスは、近年その全盛期の力を発揮できていない。最後にKOを記録したのはP4Pキングだった2021年、カレブ・プラントをストップした試合以来となっている。

その後は7試合連続で判定決着となり、5月4日の試合ではウィリアム・スクールを僅差で下したものの、記憶に残らない凡戦だった


「正直あの試合がどうだったのかは分からない」とクロフォードは語った。「スコール戦について深く考えてはいない。カネロは偉大なファイターだからだ。過去の試合の状況を踏まえれば、ひとつの悪いパフォーマンスがファイターを定義するわけじゃない」

「俺たちはカネロがベストの状態でリングに上がってくることを楽しみにしている。スコール戦では彼に危機感を抱かせて、より深いレベルのトレーニングに入らせたり、この試合ほど真剣に臨ませるには至らなかったのかもしれない」

Manouk Akopyanは「ザ・リング・マガジン」の主任ライター。XとInstagramでは @ManoukAkopyan がフォローできます。
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