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イタウマ陣営、ホワイトに「最大級の敬意」——ダビソン、リヤド決戦を前に語る
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Declan Taylor
Declan Taylor
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イタウマ陣営、ホワイトに「最大級の敬意」——ダビソン、リヤド決戦を前に語る
ロンドン、イングランド —— モーゼス・イタウマとディリアン・ホワイトの8月16日の対戦を前に、ベン・ダビソンは世間の予想を耳にしているが、「一切耳を貸していない」と強調している。

エセックスを拠点とするダビソンは、昨年春にイタウマとタッグを組んで以来、20歳の若きヘビー級ファイターを4戦4勝(4KO)に導いてきた。そのうち3試合は2ラウンド以内、残り1試合は1ラウンドで決着がついている。

8月16日、リヤドで開催されるEsports World Cup Fight Weekのメインイベントにおいて、イタウマは自身最大の試練となるホワイト(37歳)との一戦に臨む。ホワイトは元WBC世界ヘビー級暫定王者であり、正規王座への挑戦経験もある実力者だ。この試合はDAZNのペイ・パー・ビューにて生配信される。

ホワイトの豊富な実績と、12戦全勝(10KO)のイタウマとの経験差にもかかわらず、世間ではイタウマが圧倒的有利とされ、例によって早いラウンドでのKO勝利が予想されている。

しかし、ダビソンはこうした前評判に一切耳を貸さず、ホワイト(31勝1敗、21KO)が他のどのヘビー級ボクサーにとっても容易な相手ではないことを強調している。

「世間一般では、モーゼスが2〜3ラウンドで片付けると思っているかもしれない」とダビソンはDAZNに語った。「でも私の見解では、世界中のどのヘビー級がディリアン・ホワイトと戦っても、それが2〜3ラウンドで終わるとは言わないだろう。」




「それだけモーゼスに対する期待と評価が高いということだろう。ただし我々はディリアンに対して最大級の敬意を持っており、細心の注意を払いながら準備を進めている。そして、厳しい戦いになると想定している。」

「個人的な意見だが、今は英国ヘビー級ボクシング史上で最もレベルの高い時代だと思う。その中でディリアンは、アンソニー・ジョシュアとのライバル関係や、タイソン・フューリーとの対戦、そしてデレク・チゾラとの激戦を通じて、重要な存在であり続けてきた。」

「彼はこの時代を形作った一人であり、今や皆がモーゼスを“次の男”、そして次世代の英国ヘビー級、いや世界のヘビー級ボクシングのキーフィギュアと見ている。」

イタウマは現在、主要4団体すべてでランキングされており、WBOでは暫定王者ジョセフ・パーカー、そして絶対王者オレクサンドル・ウシクに次ぐ1位に位置づけられている。

今週初めに『ザ・リング・マガジン』が報じたところによれば、スロバキア出身でケント在住のイタウマは、ダビソンと組む以前にはボクシングを嫌いになりかけていたという。だが、ハーロウのジムに移ってからは、それまで知らなかった可能性の扉が開かれたと感じている。

この協力関係の成功について、ダビソンは次のように語っている。「ファイターと組む際に求める理想の条件は、まず天性の才能があること。それは当然助けになる。しかしそれ以上に重要なのは、努力を惜しまないこと、自分のやっていることを楽しめること、そして精神的・肉体的な“レジリエンス”(回復力)を備えていることだ。」

「その3つの要素が最も大切だと私は思っているし、モーゼスはそれらをすべて持っていると確信している。」


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