スブリエル・マティアスは、WBC世界ジュニアウェルター級王座をかけて、指名挑戦者
ダルトン・スミスと11月22日にサウジアラビア・リヤドで開催される「Ring IV」興行で対戦する。
プエルトリコ出身のマティアス(23勝2敗、22KO)は、
アルベルト・プエジョ(24勝1敗、10KO)に2-0の判定で勝利し、WBCのグリーン&ゴールドのベルトを獲得した直後、トゥルキ・アル・シェイク閣下がリング上で、4か月後にシェフィールド出身のスミス(18勝無敗、13KO)と対戦することを発表した。
ザ・リングのマイク・コッピンジャーによると、マティアス対スミスの勝者は、次戦でプエジョと対戦する予定であるという。
ドミニカ共和国出身のプエジョは、
ニューヨーク市クイーンズのルイ・アームストロング・スタジアムで行われた「Ring III」興行で、マティアスに対して判定勝ちに十分な内容を見せたように思われた。
しかし、常に前に出て攻め続けたマティアスのアグレッシブなスタイルがジャッジに評価され、採点は114-114、115-113、115-113でマティアスの勝利となった。
そして次戦でマティアスは、WBC世界ランキング1位のダルトン・スミスと対戦する。
デビッド・ベナビデス対アンソニー・ヤードをメインに据えた興行で、激しい打ち合いが予想される注目の一戦となる。
スミスは今年すでに2試合をこなし、1月にはワリド・ウイザを初回でノックアウトし、4月にはマチュー・ジェルマンに12ラウンドを通して圧勝している。
プエジョ戦後、トゥルキ・アル・シェイク閣下はリング上でマティアスに「11月の興行で世界タイトルをかけて[スミスと]戦う」と告げ、33歳のマティアスは「興奮する試合が見たいのか? 俺がいる」と応じた。
11月22日の「Ring」第4回興行ではこの他にも、ブライアン・ノーマン・ジュニアがWBO世界ウェルター級王座をかけてデビン・ヘイニーと対戦し、ジェシー“バム”ロドリゲスはフェルナンド・マルティネスとスーパーフライ級王座統一戦を行う。また、アブドゥラ・メイソンとサム・ノークスがWBO世界ライト級の空位王座を争う。