トゥルキ・アル・シェイクは月曜夜、
自身のXアカウントを通じて『The Ring IV』の開催日を正式に発表した。
次回の『ザ・リング』主催によるペイ・パー・ビュー興行は、11月22日にサウジアラビア・リヤドのANBアリーナで開催される予定で、すでに報じられている通り、4つの階級で12回戦の世界タイトルマッチが組まれる豪華なカードとなっている。
WBC世界ライトヘビー級王者
デビッド・ベナビデス(30勝無敗24KO)は、
アンソニー・ヤード(27勝3敗24KO)を相手に初防衛戦に臨み、直前の試合では元ライト級4団体統一王者
デビン・ヘイニー(32勝無敗15KO1無効試合)が、WBO世界ウェルター級王者
ブライアン・ノーマン・ジュニア(28勝無敗22KO1無効試合)に挑戦する。
さらに同日、空位となっているWBO世界ライト級王座をかけて、同級1位の
サム・ノークス(17勝無敗15KO)と2位
アブドゥラ・メイソン(19勝無敗17KO)が激突する。
ノークスとメイソンは、
キーショーン・デイビスが6月6日の計量で規定体重を4.3ポンドオーバーして失ったWBO王座をかけて対戦する。デイビスは翌日、地元バージニア州ノーフォークのスコープ・アリーナで行われる予定だった
エドウィン・デ・ロス・サントスとの防衛戦に臨むはずだったが、対戦相手の元プロモーターであるサンプソン・レウコビッツが、体重差の危険性を理由にドミニカ人サウスポーの出場を見送らせたため、この試合は中止となった。
『The Ring IV』では、長らく議論されてきたスーパーフライ級の4団体統一戦が実現する可能性もある。もしWBCと『ザ・リング・マガジン』の王座を保持する
ジェシー“バム”ロドリゲス(21勝無敗14KO)が、7月19日にテキサス州フリスコでWBO王者
プメレラ・カフ(11勝無敗3分8KO)に勝利すれば、11月22日にIBF・WBA統一王者
フェルナンド・マルティネス(18勝無敗9KO)との4団体統一戦に臨むことになる。
『The Ring IV』の正式発表記者会見は、金曜午後1時(米東部時間)にニューヨークのハードロック・タイムズスクエアで行われる予定で、『ザ・リング』の各種SNSチャンネルでライブ配信される。
Keith Idec は『ザ・リング・マガジン』の上級記者兼コラムニストであり、X(旧Twitter)では @idecboxing のアカウントで連絡を取ることができる。