シャクール・スティーブンソンは、いかなる相手であっても決して侮らない。
それは敗北につながりかねない行為であり、極めて競争心の強いスティーブンソンにとって、「負け」という言葉は頭の中に存在しない。
そうした中で、『The Ring 6』で
予定されているテオフィモ・ロペスとの一戦は、彼をいつも以上に集中させている。
「このキャンプでは、本当にとてつもない量の練習を積んできた」と、スティーブンソンは自身のインスタグラムに投稿した自撮り動画の中で語った。
両者は1月31日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで激突する。現在ライト級のWBC王者であるスティーブンソンは、
ロペスが保持する『The Ring』誌王座とWBOの140ポンド級王座の獲得を狙い、一時的に自らの王座を離れて階級を上げる。
今回がスーパーライト級デビューとなるにもかかわらず、前評判ではスティーブンソンが有利と見られている。『The Ring』誌ランキング7位のスティーブンソンは、昨年7月に行われた『Ring III』のセミファイナルで
ウィリアム・セペダを相手に、いとも簡単そうに勝利を収めた。その勝ち方、そして内容が、現在の立場へと彼を押し上げた。
才能という点において、スティーブンソン(24勝0敗、11KO)は、自身がエリートの領域にいることを理解している。しかし同時に、ロペス(22勝1敗、13KO)がいかに優れたファイターであるかも十分に承知している。
謎めいた存在で予測不能な二階級制覇王者であるロペスは、昨年5月に行われた『ザ・リング』誌のタイムズスクエア興行で、
アーノルド・バルボサ・ジュニアを相手に圧巻のパフォーマンスを披露した。結果的には、ロペスにとって危なげのない一夜となり、フルマークの判定勝利を収めている。
『Ring 6』の開催が刻一刻と近づく中、スティーブンソンはトレーニングキャンプの手を緩めていない。2016年リオ五輪銀メダリストである彼は、長らく大きなチャンスを求め続けてきた。そして、キャリア最大の勝利を手にするために、自分にできることはすべてやってきたと確信している。
スティーブンソンにとって、これほどの厳しい準備を積み重ねてきた以上、あとはロペスも同じだけの覚悟と準備をしてきていることを願うのみである。
「テオは覚悟しておいた方がいい」と、スティーブンソンは語った。
「The Ring 6」は、アメリカでは69.99ドル、イギリスでは24.99ポンドでペイ・パー・ビュー配信される。また、DAZNのアルティメットプラン加入者には追加料金なしで含まれており、月額料金はアメリカが44.99ドル、イギリスが24.99ポンドである。