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シャクール・スティーブンソンは、突進型のウィリアム・セペダの尊敬を勝ち取って、世間の評価を変えようとする
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
RingMagazine.com
シャクール・スティーブンソンは、突進型のウィリアム・セペダの尊敬を勝ち取って、世間の評価を変えようとする
シャープな動きを誇るサウスポー、シャクール・スティーブンソンと、執拗に攻め続けるパンチャー、ウィリアム・セペダが激突する7月12日の一戦は、“闘牛と闘牛士の戦い”になるだろう。舞台はニューヨーク・クイーンズのルイ・アームストロング・スタジアムだ。
この一戦は、DAZNで配信される「Ring III」ペイ・パー・ビュー大会の一部として行われる。

WBCライト級王者のスティーブンソン(23勝0敗11KO)は、セペダ(33勝0敗27KO)との対戦を、自身の実力を輝かせる絶好の機会として楽しみにしており、パウンド・フォー・パウンドのトップ10入りを果たすような衝撃的なパフォーマンスを約束している。

「俺には負うべきものがある。証明しなきゃならないことがあるんだ」とスティーブンソンはDAZNの番組「On The Grounds」で語った。「多くの人が俺を過小評価していて、キャリアを通して見せてきた実力を認めていない。7月12日は、そのすべてに対する答えになる日だよ。」

スティーブンソンはこれまで126ポンド級と130ポンド級で世界王座を獲得し、ジャメル・ヘリング、オスカル・バルデス、ロブソン・コンセイサン、エドウィン・デ・ロス・サントスといった強豪を下してきた。しかし、ニュージャージー州ニューアーク出身の彼にとっても、突進型のセペダが持ち込むスタイルは過去に例を見ない。

「アマチュア時代以来、セペダのようなスタイルとは戦っていない」と2016年リオ五輪の銀メダリストであるスティーブンソンは話した。「新鮮で違ったタイプだからこそ、俺にとってはより面白く、楽しい挑戦なんだ。セペダのような相手と戦うときは、徹底的にやっつけないといけない。そうしないと、ずっとプレッシャーをかけ続けられて飲み込まれる。だからこそ、相手に“敬意”を持たせる戦い方をしないといけないんだ。」




「多くの人が、俺がセペダに対してもバルデス戦と同じようなことをすると思っている。でも、それは全く違うスタイルの相手なんだ」とスティーブンソンは語った。「バルデスは、一発を狙ってプレッシャーをかけてくるタイプだけど、手数はセペダほど多くない。セペダは止まらずに打ち続けてくるパンチャーなんだ。」

スティーブンソンは、2月に代役として出場したジョシュ・パドリーとの試合で9ラウンドTKO勝ちを収めており、その試合では手のコンディションが万全であることを証明する内容だった。

一方のセペダは、テビン・ファーマーとの2試合にわたる激戦を繰り広げた。だがそのファーマーはその後、フロイド・スコフィールドJr.にわずか1ラウンドで倒されている。本来ならスティーブンソンと対戦する予定だったのはスコフィールドだったが、彼の体調不良により代役としてパドリーが出場した経緯がある。


ここ数年、印象に残らない勝利が続いていたスティーブンソンだが、今回は状況を一変させる絶好のチャンスとなる。しかも、彼の視線はその先のさらなるビッグプランにも向けられている。

「たった一晩で、周囲の評価はガラッと変わる」とスティーブンソンは語った。「俺たちは輝いてみせる。」





Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任ライター。X(旧Twitter)およびInstagram:@ManoukAkopyan をフォロー

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