クルーザー級コンテンダーのライアン・ロジッキーは
、バドゥ・ジャックと
ノエル・ミカエリアンが土曜日にWBCタイトルをかけて行う再戦に強い関心を持っている。
ロジッキーは、Ringクルーザー級ランキングで4位につけており、5月3日にWBC王座をかけてジャックと対戦する予定だったが、上腕二頭筋の負傷によってその計画は頓挫した。
「どちらも印象的ではなかった」とロジッキー(20勝1敗、19KO)は
『ザ・リング・マガジン』に語った。「妥当な結果だった。すごく退屈な試合だった。どちらも本気で相手を痛めつけようとしているようには見えなかった。」
「バドゥ・ジャックは、最初の試合と同じような形で再戦にも勝つと思う」と彼は語った。「バドゥ・ジャックのほうが単純に優れたファイターだ。」
「俺が見た限りでは、最初の試合でノエルはとても臆病で、前に出ていくタイプではないファイターに見えた。ノエルの動きはジャックにはあまり効果的ではなかった。ジャックのほうがノエルを痛めつける能力があると思う。一方でノエルは、ただパンチを押し出しているだけで、しっかり足を据えて打っていない。もし誰かがノックアウトを決めるとしたら、それはバドゥ・ジャックがノエルを倒す場合だろう。」
ロジッキーは、ジャックが2年のブランク明けで、ミカエリアンも1年以上の離脱から戻ってきたことを踏まえ、今回は双方がより良い状態になるはずだと認めている。
「最初の試合では二人とも少しサビついていたから、全く同じ状況だった」と彼は語った。「2戦目では、二人とももっとキレが出るだろう。」
ロジッキーはWBCタイトルを争うことを望んでいるが、最終的に対戦する相手は別の人物になるかもしれないと考えている。
「ポーランドのチャンピオン(WBCインタリム王者ミハウ・チエスラク)なら、どちらを相手にしてもノックアウトすると思う。彼のほうが優れたファイターだと信じている」とカナダ人のロジッキーは語った。
「だから、まずは彼に行ってもらい、そのあとで俺と彼の番になる。俺たち二人が、この階級で最も優れた二人だと思っている。」
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