エロール・スペンスのリングでの姿は、みんなの記憶から徐々に薄れ始めている。
元ウェルター級統一王者は、2023年7月に
テレンス・クロフォードにワンサイドでストップ負けして以来、表舞台から姿を消している。
スペンスは、デリック・ジェームズと袂を分かったため、もし再び戦うなら新しいトレーナーが必要になる。
ロイ・ジョーンズ・ジュニアは彼と一緒にトレーニングするためにダラスへ飛んだ。その結果、ジョーンズは35歳のスペンスが“昔の残骸”になったわけではないと感じている。
「彼は良く見えたよ。俺にはすごく良く見えた」とジョーンズはFightHype.comに語った。「また彼の中にあの輝きを見た。それが嬉しかった。」
ここ数年、スペンス(28勝1敗、22KO)は154ポンドでの復帰を仄めかしてきた。今も表舞台から離れているとはいえ、選択肢は残されている。
オルティスはスペンスを「夢の試合」と呼んだ。セバスチャン・フンドラやジャーメル・チャーロも、スペンスを将来の可能性ある相手として名前を挙げている。
もし本当に復帰するなら、ジョーンズはスペンスに、自分は短い時間でも一緒に仕事できたことを楽しんだし、必要な限り支えるつもりだと伝えたいと思っている。
「エロールと一緒にやるのは大好きだ」と彼は言った。「エロールはいつだって一緒に仕事をしていて楽しい。」