リッキー・ハットンは13年ぶりの引退を終え、12月2日にドバイでアイサ・アル・ダフと対戦すると発表した。

「ヒットマン」ことハットンは10月で47歳になる。

この発表は、日曜日にドバイで行われたアル・ダフ主催のイベント中に明かされ、ハットンはビデオ通話で生出演し、復帰に向けた準備を本格化させた。

「とても楽しみにしている」とハットンは語った。「アル・ダフがドバイでボクシングのためにやろうとしていることは素晴らしい。これがきっかけとなって、さらに多くのイベントが開催されることを願っているし、勢いよくスタートできればと思っている。ドバイには英国のボクシングファンも多いので、継続的な取り組みになることを期待している。」

ハットン（45勝3敗、32KO）は2024年に国際ボクシング名誉の殿堂入りを果たした元140ポンド級リング王者であり、147ポンド級の元王者でもある。最後の試合は2012年11月、ビャチェスラフ・センチェンコに9回TKOで敗れて以来となる。

マンチェスター出身のハットンは、その前の試合となる2009年5月、マニー・パッキャオにわずか2ラウンドで完敗している。2005年にコスティア・チューを下してキャリア最大の勝利を挙げた全盛期から、今年で20年が経過。ハットンはこの勝利をきっかけに、2007年にはフロイド・メイウェザー・ジュニアとのビッグマッチにもつなげた。

「アラビアン・ウォリアー」ことアル・ダフ（8勝3敗、4KO）は46歳で、2007年から断続的に無名選手たちと対戦してきた。2012年以降ではわずか1試合のみの出場で、2021年7月にはメキシコでペドロ・アレハンドロ・デルガドに初回TKO負けを喫している。

「あなたのようなレジェンドと戦えることは光栄です」とアル・ダフは語った。「私は金のためではなく、歴史を作るためにこの試合を望んでいる。たとえ負けても、胸を張ってリングを降ります。約束します……信じてください。この試合はマイク・タイソン対ジェイク・ポールのようなものにはなりません。本物の戦いになります。真のアクションを見せます。そして私は全力を尽くします。」

Manouk Akopyan は『ザ・リング・マガジン』の主任ライター。X（旧Twitter）とInstagramで @ManoukAkopyan をフォロー。