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リッキー・ハットン、息子キャンベル(24歳)のボクシング引退を正式発表
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
RingMagazine.com
リッキー・ハットン、息子キャンベル(24歳)のボクシング引退を正式発表
昨年、ジェームズ・フリントに連続して10回判定負けを喫したことを受け、2024年に国際ボクシング名誉の殿堂入りを果たしたリッキー・ハットンは、息子キャンベル・ハットンがボクシング界からの引退を決意したと発表した。

この発表は、リッキー・ハットンが現在指導しているファイターのひとり、15勝1敗のスーパーフェザー級有望株イブラヒム・ナディムが、土曜日にヨークシャー州ウェイクフィールドのDIYキッチンズ・スタジアムでカート・ジャクソンを判定で下した10回戦をセコンドから見守った直後になされた。

試合後、ハットンは『BoxingNow』のインタビューに応じ、さまざまな話題に触れるなかで、息子キャンベルの今後についてもこのアップデートを明かした。

「キャンベルはもうリングに戻らないよ。アマチュア経験はあまりなかったけど、挑戦してみて、それからプロ入りして、エリアタイトルにも挑戦した。でも敗れてね。正直、オレも負けたと思ったよ。そのあとすぐに同じ相手と再戦して、今度は勝ったと思ったんだけど、判定はもらえなかった。」

「どっちの試合も本当に僅差だった。でも、あれで少し自信を失ってしまったんだ。リングの外でもいろいろあってな……。親友のジャスティンが27歳の若さで亡くなって、すごくつらい時期を過ごしてた。心がもうボクシングに向いていなかったんだよ。」

「オレは息子にこう言ったんだ。『いいか、よくやったよ。自分を誇りに思っていい。挑戦したんだからな。でも情熱を失ってしまったなら、ボクシングの世界からは身を引くべきだ』って。ほかのスポーツは“プレー”できるけど、ボクシングは“プレー”できないんだ。だからアドバイスしたよ。今はソーラーパネルの仕事を始めて、別の道に進んでる。あいつは本当に働き者だし、努力もしてきた。でも、ボクシングはキャンベルの道じゃなかったんだ。」

2024年3月にキャリア初黒星を喫した後、ハットンはトレーナーであり叔父でもあるマシュー・ハットンと決別。その後、エセックス州ハーロウにあるジムでベン・デイヴィソンとバリー・スミスの指導を受けるようになった。

英国ボクシング界では人気の高いそのトレーナー陣への転向も、7カ月後の再戦で結果を変えることはできなかった。『ザ・リング・マガジン』のデック・テイラーは、キャンベルが2024年3月に再び地元へ戻る決断を下したことを報じている。当時は、マッチルームが彼の名前を売り、大型興行で経験を積ませながらじっくりとプロモートしていた最中だったが、将来的な契約の行方にも疑問符がついていた。

当時、ハットン陣営はスーパーライト級として夏の再起戦を目指し、さまざまな選択肢を検討していると報じられていた。しかしその直後、“ハリケーン”は静かに私的な悲劇と向き合うこととなり、その間にボクシングへの情熱が次第に薄れていくのも無理はなかった。

父リッキーが24年前に保持していたのと同じセントラル・エリア王座に挑戦して敗れた後、ハットンにとっては、ドンカスター出身のジェームズ・フリントとの再戦こそが唯一の選択肢に思えた。

その後フリントはGBMスポーツと契約を結び、5月20日に空位のIBOコンチネンタル王座をかけてマルタのハイセム・ラームーズと対戦。10回戦で敗れはしたものの、健闘を見せた。

一方、ハットンの息子であるキャンベルは現在、ソーラーパネル設置の新たなキャリアに乗り出しており、近く自身のSNSでその旨を正式に発表すると見られている。

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