キャンベル・ハットンは、キャリアの立て直しを図るため、有名な父であるリッキー・ハットンとタッグを組むことを決めた。
24歳のハットンは現在14勝2敗(5KO)。2024年にはジミー・ジョー・フリントに連敗を喫している。
両者は3月と10月に対戦し、いずれの試合も10ラウンドの戦いの末、ドンカスター出身のフリントが判定勝ちを収めた。
最初の敗戦後、ハットンはトレーナーである叔父のマシュー・ハットンと袂を分かち、エセックス州ハーロウのジムでベン・デイヴィソンとバリー・スミスの指導を受ける道を選んだ。
しかし、この変更も功を奏さず、再戦でも敗れたことから、キャンベルは再び故郷に戻る決断を下した。
そして今回、プロ転向から4年目にして初めて、「ハリケーン」ことキャンベル・ハットンは、46歳の父リッキー・ハットンをメインのトレーナーとして迎えることになった。かつてスーパーライト級とウェルター級の世界王者に輝いた父のもと、ハットンはハイドのジムでトレーニングを行う。
ハットンは昨年10月のフリント戦以来、試合から遠ざかっており、現在のところ次戦の予定は決まっていない。しかし、新たなチーム・ハットンは夏のリング復帰を目指して動いているとみられる。