デビン・ヘイニーは、
11月に予定されているWBOウェルター級王者
ブライアン・ノーマンJr.との試合に向けたトレーニングを始める前に、法的問題に直面することになった。
TMZによると、ヘイニーの生後5か月の娘クロームの母親であるリーナ・サイードが、先週ネバダ州で元ライト級4団体統一王者のヘイニーに対して接近禁止命令を申請した。裁判所は月曜に一時的な保護命令を認め、両者は7月22日に出廷予定となっている。
また裁判所は、当日までヘイニーが娘に会うことを禁じた。
TMZが入手した裁判資料によれば、サイードはヘイニーが妊娠中の自分を突き飛ばしたと主張し、過去16か月間にわたり複数回の虐待があったと述べている。
ヘイニーは月曜夜、リング誌からのコメント要請に応じなかった。26歳のオークランド出身のヘイニーは、無敗のノーマン(28勝0敗、22KO、1無効試合)に挑戦することで合意しており、この試合は11月にサウジアラビア・リヤドで開催される「リヤド・シーズン」のメインイベントになる見込みだ。
ネバダ州ヘンダーソン在住のヘイニー(32勝0敗、15KO、1無効試合)は、
直近では5月2日にニューヨーク・タイムズスクエアで開催されたザ・リング主催の大会で、ホセ・ラミレスとの143ポンド契約体重12回戦に判定勝ちしている。
Keith Idecは『ザ・リング・マガジン』の上級記者兼コラムニストであり、X(旧Twitter)では @idecboxing で連絡が取れる。