レネ・サンティアゴは
3月、岩田翔吉を破ってWBO世界ジュニアフライ級王座を獲得した際、自身のスタンスを明確にする。単なる世界王者に満足するつもりはなく、王座統一を狙う意志を示す。
水曜日、プエルトリコ出身のサンティアゴは、東京・両国国技館でWBA王者の
高見亮輔と対戦し、その機会を手にする。
「この階級で最大の試合だ」とサンティアゴ(14勝4敗、9KO)は
『ザ・リング』誌に語る。
「この大一番に臨めることを誇りに思う。満足感でいっぱいだ。
彼は勇敢で強いボクサーで、とても優れた選手だが、自分には彼を倒せるスタイルがあると確信している」
108ポンド級で『ザ・リング』3位にランクされるサンティアゴは、アウェーでの試合経験が豊富で、その経験を才能あふれる同級王者との一戦で生かしたいと考える。
「日本で岩田翔吉を破ってWBO王座を獲得した時だけでなく、ドミニカ共和国、パナマ、ニカラグア、そして日本でも勝ってきた」と語る。
「敵地で戦うことには慣れている。
高見をこれまで経験したことのない深い領域へ連れ込む。統一王者になる準備は100%整っている」
一方で、高見はオッズ上では本命(1/4、−400)とされるが、サンティアゴを父トゥト・サバラとともにプロモートするオールスター・ボクシング社のフェリックス・サバラは、再び番狂わせを起こせると自信を見せる。
「非常に競った試合になる」とサバラは語る。
「レネは素晴らしいキャンプを積み、フィジカル面でもメンタル面でもこの挑戦に備えてきた。
今回も敵地に乗り込み、なぜ彼が王者なのかを証明するだろう」
高見(10勝0敗、8KO)は『ザ・リング』誌ライトフライ級2位に位置し、2022年7月にプロ転向する以前は優秀なアマチュアである。プロ入り後も急速にステップアップし、2024年3月には歴戦のベテラン堀川謙一を6回TKOで下す。
23歳の高見は、同じ6回で河光俊輝を仕留めて日本王座を獲得した後、7月30日に
エリック・ロサを10回ストップで下す鮮烈な内容を見せ、WBA王座を奪取する。
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