日本のボクシング界の天才として広く知られる堤麗斗が、5月2日にニューヨーク・タイムズスクエアでプロデビュー戦を行うことが関係者の話で『The Ring』に明らかになった。試合はスーパーフェザー級6回戦として予定されている。
アマチュア戦績61戦59勝2敗の堤は、シカゴ出身のリバール・ウィッティントン(1勝2敗1分、1KO)と対戦する。
注目のデビュー戦は、「Fatal Fury: City of the Wolves」ペイ・パー・ビュー興行の唯一の前座試合として行われ、ライアン・ガルシア、デビン・ヘイニー、テオフィモ・ロペスが別々の試合に出場するメインカードを支える形となる。
「子どもの頃から、プロボクシングの世界で戦うことを夢見てきました」と、
22歳の堤麗斗は先月『ザ・リング・マガジン』に語った。「世界チャンピオンになるのはあくまで通過点――やるからには、世界で一番を目指したいんです」
「最終的な目標は、世界でパウンド・フォー・パウンドNo.1の選手になることです。」
千葉市出身のサウスポーである堤麗斗は、スーパーフェザー級で6戦6勝の堤駿斗の弟でもある。
5月2日のメインイベントでは、ライアン・ガルシアがロリー・ロメロと対戦し、デビン・ヘイニーはホセ・ラミレスと対戦、そしてテオフィモ・ロペスはアーノルド・バルボサ・ジュニアを相手に『ザ・リング・マガジン』認定スーパーライト級王座の防衛戦を行う予定だ。
Mike Coppinger は『ザ・リング・マガジン』のシニア・インサイダーで、以前はESPNのボクシング担当インサイダーを務めていた。X(旧Twitter)およびInstagramで @MikeCoppinger をフォロー。