日本の才能あふれる注目株、堤麗斗が今週初めにプロ転向を発表した。
急成長中のジュニアライト級ボクサー、堤駿斗(6勝0敗、3KO)の弟である堤麗斗は、志成プロモーションのもとでプロとして活動し、5月にフェザー級でデビューする予定である。
「子どもの頃からプロボクシングの世界で戦うことを夢見てきた」と堤は『ザ・リング・マガジ』に語った。「世界チャンピオンになることは単なる通過点に過ぎない。どうせやるなら、頂点を目指したい。」
「最終的な目標は、世界でパウンド・フォー・パウンドNo.1のボクサーになることだ。」
堤はすでにボクシング界のトップ関係者の注目を集めているようだ。「リヤド・シーズン」統括責任者であるトゥルキ・アル・シェイク閣下が、SNS上で堤を称賛した。
千葉市出身のサウスポーである堤は、アマチュア時代に圧倒的な戦績を誇り、59勝2敗という驚異的な記録を残した。
高校時代には全国大会で5度優勝し、2021年にはポーランドのキェルツェで開催された世界ユース選手権で金メダルを獲得。さらに2023年には全日本大学選手権でも優勝を果たしている。
その実力の高さから、堤はA級ライセンスを与えられることが決定している。これまでA級ライセンスを獲得したのは、2012年ロンドン五輪で金メダルを獲得しWBAミドル級王者となった村田諒太、そして最近プロデビューを果たした期待のホープ・坪井智也のみである。
日本は才能豊かなボクサーを次々と輩出しているが、堤麗斗もまたその一人として加わることになるだろう。
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