フェザー級コンテンダーのマイケル・コーランは、9月上旬にリング復帰する予定だ。
今年2戦目となるコーランの試合の詳細は、現在ほぼ確定段階にある。プロモーターのカレ・ザウアーランドは、『ザ・リング・マガジン』のルイス・ハートとのインタビューの中で、コーランが「ビッグファイト」に臨むことを示唆した。
33歳の
コーランは、3月7日にイングランド・ブライトンのブライトン・センターで
アサド・アシフ・カーンに8回判定勝ちを収め、14か月ぶりの実戦復帰を果たした。
この試合は、コーランがワッサーマン・ボクシングと結んだ複数試合契約の第1戦だった。
ルイス・アルベルト・ロペス戦と
ジョーダン・ギル戦での連続TKO敗北を受けて引退も考えたコーランにとって、この勝利は2022年12月以来となる白星だった。
カーンに勝利した後、ベルファスト出身でファン人気の高いコーランは、欧州フェザー級王者
クリストバル・ロレンテとのフェイスオフに臨んだ。両者の対戦は実現するかに思われたが、結局その試合は実現しなかった。
現在29歳のロレンテは、代わりに7月5日にルーベン・ヒルと対戦する予定となっている。これにより、コーランの動向は
一時不透明となったが、ザウアーランドは次戦に関する発表が間近であることを明言している。
「今後10日以内には発表できることを願っている」と、ザウアーランドは『ザ・リング・マガジン』のインタビューで語った。「9月上旬の復帰になりそうだ──おそらく9月最初の週末。対戦相手と会場の細かい調整をしているところだ。ミック(コーラン)と一緒に仕事ができることに非常に興奮しているよ。
『これはビッグファイトだが、さらに大きな試合へとつながる戦いだ。彼はキャリアの段階的に、すべての試合がビッグファイトになる立場にいる。』」
3か月前にカーンを下したことで、コーランの戦績は19勝3敗(9KO)となっている。