ジャイ・オペタイアが、メキシコの
ギルベルト「ズルド」ラミレスとのクルーザー級王座統一戦を改めて熱望している。ラミレスは土曜夜、アナハイムでユニエル・ドルティコスに勝利し、WBAおよびWBOのベルトを保持した。
オペタイア(28勝0敗22KO)は、『The Ring』誌およびIBFの王者であり、2025年に入ってからデビッド・ニイカ、クラウディオ・スケオ相手に連続KO勝ちを収めているが、以前からラミレスとの統一戦を一貫して求めてきた。
ラミレスは、南カリフォルニアのホンダセンターで開催されたジェイク・ポール対フリオ・セサール・チャベス・ジュニアの興行で、
ドルティコスに判定勝利を収めた後、ポストファイトの記者会見でポール(12勝1敗7KO)と短いフェイスオフを行った。
ポールは
チャベス・ジュニアに判定勝ちしたことでWBAランキングのトップ15入りが見込まれており、これによりラミレス(48勝1敗30KO)への挑戦資格を得る可能性がある。
しかし、オペタイアはすでにラミレスとの対戦実現に向けてあらゆる手を尽くす構えである。
オペタイアは「これまでも言ってきたが、改めて言う。自分こそが世界最強のクルーザー級だ。ラミレスはドルティコス相手にいい試合を見せたが、自分がナンバーワンだと本当に信じているなら、その証明の方法は一つしかない」と語った。
「言い訳や引き延ばしにはもううんざりだ。他の王者たちは誰も自分と戦おうとしてこなかったが、もうその時が来た。今こそこの階級を統一するべきだ。
ラミレスの実績は尊敬しているが、自分はさらに上のレベルにいる。これまで世界レベルの相手に勝ち、王座を守ってきたし、さらに多くのベルトを集める準備ができている。もしラミレスに挑む勇気があるなら、自分こそ真の王者であることを世界に示してやる」と続けた。
オペタイアのマネージャーであるミック・フランシスも、近日中にラミレス陣営との交渉を開始することをプレスリリースで認めた。
「もう言葉は必要ない」とフランシスは付け加えた。
「ジャイは正真正銘の系譜王者(リニアルチャンピオン)であり、世界で最も危険なクルーザー級選手だ。ラミレスの実績には敬意を表するが、ボクシング界にとって必要な試合はこれだ。ラミレスがこの挑戦を受け入れてくれると確信している。ファンには最強同士の戦いを見せる価値がある」と語った。