エマヌエル・ナバレッテとエドゥアルド「シュガー」ヌニェスの130ポンド統一戦の日程と開催地が正式に決まった。

『ザ・リング・マガジン』の取材によると、メキシコの両王者は3月7日にアリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで対戦する。DAZNがナバレッテのWBO王座とヌニェスのIBFジュニアライト級王座を懸けた12ラウンド戦を配信する予定である。

『ザ・リング・マガジン』誌のマイク・コッピングジャーは木曜日、ナバレッテを擁するボブ・アラムのトップランク社と、ヌニェスを擁するエディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングが2026年初頭の試合実現に向けて契約を最終調整中であると最初に報じた。

ナバレッテはヌニェス戦に進む前に、WBOから即時再戦を命じられていたチャーリー・スアレスの承諾を得る必要があった。カリフォルニア州立アスレチック・コミッション（CSAC）は、5月10日の試合でナバレッテがユナニマス・テクニカル・デシジョンで勝利した判定を、6月2日にノーコンテストへと変更していた。

CSACは、6ラウンド序盤にスアレスの左ストレートがナバレッテの左目上をカットしたと判断した。これは偶然のバッティングではなく、有効打によるものであったと認定されたのである。もし、当日の試合でエドワード・コランテス主審またはビデオリプレー担当のジャック・リースが同様の判断を下していた場合、ナバレッテが8ラウンド序盤にドクターストップを受けた時点で、スアレスのテクニカルノックアウト勝利が宣告されていたことになる。

しかし実際には、ナバレッテは判定で勝利とされていた。CSAC指定のリングドクターの進言で試合が止められた時点で、彼は78-75、77-76、77-76と3者すべてのスコアでリードしていたためである。

ナバレッテ（39勝2敗1分、32KO、1ノーコンテスト）と同様、フィリピンのスアレス（18勝0敗、10KO、1ノーコンテスト）もトップランク社に所属しており、同プロモーターの仲介により、ナバレッテが次戦でヌニェス（29勝1敗、27KO）と対戦できるよう合意が成立した。

Keith Idecは『ザ・リング』のシニアライターおよびコラムニストである。X（旧Twitter）@idecboxingで連絡可能。