WBOジュニアバンタム級王者の
晝田瑞希は、約2週間後に迫った最新の世界タイトル防衛戦を前に、木曜日にロサンゼルスのトレーニング拠点近くにある日本総領事館で表彰を受けた。
彼女は、この夏に着任した室田康成総領事から歓迎を受け、記念撮影に応じた。
プレスリリースの中で晝田は次のように述べた。
「室田康成総領事にお会いできたことは大変光栄でした。彼は私のキャリアに対してとても理解を示してくださり、今後の試合でお迎えできる日を楽しみにしています。11月22日のタイトル防衛戦に向けたトレーニングの合間に、素晴らしいリフレッシュの機会になりました。」
360プロモーションズの代表トム・ローフラーは、晝田(9戦無敗、2KO)がロサンゼルスを拠点に防衛戦を行うこのタイミングを「完璧だ」と評した。数週間前、MLBのドジャースがワールドシリーズ連覇を果たしたばかりという状況も重なり、まさに絶好の時期だという。
「アメリカと日本の両方で、晝田が多くの日本人ファンから応援を受けているのは本当に素晴らしいことだ。彼女はワールドシリーズMVPの山本由伸と同じ岡山出身で、世界チャンピオン級のアスリートを生み出す何か特別なものがあるのだろう」とローフラーは語った。
南カリフォルニアおよびアリゾナ州には約9万人の日本人が在住しており、ロサンゼルスは日本国外で最大の日本人人口を誇る都市として広く知られている。
晝田はこれまでの3試合すべてをアメリカで戦っており、11月22日(土)にカリフォルニア州ロングビーチで、グロリア・ガジャルド(16勝3敗3分、7KO)を相手に、WBOおよびRingジュニアバンタム級王座の防衛戦に臨む。
今年初め、晝田は「ザ・リング・マガジン」の取材に、自身の知名度が着実に高まっているにもかかわらず、まだ満足していないと語っている。通訳を通して、29歳の彼女は次のように述べた。
「まだまだ成長の余地があるし、まったく満足していない。自分はまだ十分に知られていないと思う。だからこそ、もっと評価されるためには王座統一を果たし、階級を上げていく必要がある。そうしてこそ真のスーパースターになれる。私はスーパースターになりたい。」