メアリー・スペンサーは、10月30日(木)にモントリオールのモントリオール・カジノで開催される興行で、WBA世界スーパーウェルター級王座を懸けて2階級制覇王者
ミカエラ・メイヤーと対戦する。
この日のセミファイナルでは、ウィルケンス・マチュー(14勝0敗10KO)がキャリア豊富な同胞シャキール・フィン(27勝3敗2分17KO)と10回戦を行い、地域タイトル2本を争う。
さらに、Eye of The Tiger社のカミーユ・エステファン社長はアンダーカードの内容も発表。ウェルター級クリストファー・ゲレーロ(15勝0敗9KO)、強打のライトヘビー級メフメット・ウナル(13勝0敗11KO)、注目のスーパーライト級コンテンダー、アルトゥール・ビヤルスラノフ(19勝0敗16KO)など、無敗の新鋭たちが複数の階級で登場する。
また、女子スーパーフェザー級コンテンダーのレイラ・ボードワン(13勝1敗2KO)は、前回エルヘム・メカレドをストップしてから4か月ぶりにリングに戻り、人気のスーパーフェザー級トマ・シャボー(11勝0敗8KO)も14か月ぶりの試合に臨む。
さらに、実績豊富なアマチュア出身のエリック・イスラエリヤン(2勝0敗2KO)も130ポンドで復帰予定で、上記の選手たちの対戦相手は追って発表される。
スペンサー(10勝2敗6KO)は、『
ザ・リング』誌の女子世界スーパーウェルター級ランキング4位に位置する実力者。アマチュア時代には2005年、2008年、2010年の世界選手権で金メダルを獲得し、2011年パンアメリカン競技大会でも金メダルを手にしたほか、国内選手権を8度制覇している。
2021年夏にプロ転向後は序盤の相手を次々となぎ倒したが、翌年にフェムケ・ハーマンスに10回戦で2度敗北(1度目は判定3-0、2度目は判定2-0)を喫した。
その後は再び勝利街道に戻り、昨年9月にはナオミ・マネスに判定勝ちを収め、WBA暫定王座を獲得。さらに、正規王者テリー・ハーパーがライト級に戻ってタイトル戦線を進める選択をしたことで、スペンサーはWBA世界王者へと昇格した。
4月10日、地元での防衛戦でオ
グレイディス・スアレスを10回フルラウンドにわたり圧倒したスペンサーは、次戦で二階級制覇王者というキャリア最大の挑戦者を迎えることとなる。相手もまた歴史を刻もうとしているのだ。
メイヤー(21勝2敗5KO)は、『ザ・リング』誌ウェルター級ランキング1位のコンテンダーで、アマチュア時代から頭角を現し、2016年リオ五輪ではアメリカ代表として出場した。
その後プロで着実に実績を積み上げ、2020年10月にはエヴァ・ブロドニツカに10回判定勝ちを収め、空位のWBO世界スーパーフェザー級王座を獲得。さらに翌2021年11月にはマイバ・ハマドゥシュを判定で下し、『ザ・リング』誌王座とIBF王座も加えた。35歳の今もなお、メイヤーは輝きを放ち続けている。
メイヤーはかつて、WBC王者アリシア・バウムガードナーとの王座統一戦で僅差のスプリット判定に敗れ、タイトル獲得を逃した。
しかし動じることなく立て直し、2連勝を挙げたのち、今度は
ナターシャ・ジョナスとのIBFウェルター級王座戦で再びスプリット判定負けを喫した。
それでもメイヤーは前進を止めず、サンディ・ライアンとのエキサイティングな
2連戦でWBOウェルター級王座を奪取し、その後も防衛に成功している。
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