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マニー・パッキャオ、政界引退を表明──46歳での復帰は「金のためではない」
特集記事
Manouk Akopyan
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マニー・パッキャオ、政界引退を表明──46歳での復帰は「金のためではない」
ラスベガス――キャリア通算で5億5,000万ドル以上の収入を得てきたマニー・パッキャオは、7月19日に46歳でマリオ・バリオスとの復帰戦を控える中で、「金に困っているわけではない」と強く主張している。

実際、殿堂入りを果たしたレジェンドがいま関心を持っている“通貨”は、4年の引退期間を経て、自らのレガシーに新たな勲章を加えることだけだ。

「お金は必要ない。必要なのは歴史だ」とパッキャオは『ザ・リング・マガジン』に語った。「また戻ってこられて本当にうれしいし、ワクワクしてる。また山を登るような感覚がいいんだ。昔と同じように、いまも興奮や情熱を感じている。俺は闘うことが大好きなんだ。トレーニングも、メディア対応も、試合のプロモーションも、何百万人ものファンに応援される感覚も、全部が恋しかったよ。」




パッキャオ(62勝8敗2分、39KO)は多くの人々に愛され続けているが、一方で識者の間では「時の流れ」とバリオス(29勝2敗1分、18KO)の壁は乗り越えられないと予想する声も多い。両者はラスベガスのMGMグランドで行われるPBC on Prime VideoのPPV興行でメインを務める予定だ。

パッキャオは本気でもう一度王座を目指しており、49歳で世界王者となったバーナード・ホプキンスの持つ“史上最年長王者”の記録を塗り替えることを狙っている。

WBCウェルター級王者バリオスを下せば、8階級制覇王者のパッキャオはボクシング史上2番目に高齢の世界王者となる。また、2019年にキース・サーマンをスプリット判定で下して樹立した“史上最年長ウェルター級王者”の記録も、自ら更新することになる。

しかし、2021年8月に行われたヨルデニス・ウガスとの次戦では思うような結果とはならず、フィリピンのレジェンドはキューバ人相手にユナニマス・デシジョン(3-0判定)で敗れた後、グローブを置いた。




引退後のパッキャオは、ボクシングのエキシビションマッチに出場する一方で、2022年にはフィリピン大統領選に出馬して敗れ、さらに今年初めには2016年から2022年まで務めた上院議員の再選にも失敗した。

「今はもう、政治の本には終止符を打った」とパッキャオは語った。「この4年間、身体を休めることができた。12歳からずっとボクシングを続けてきたからね。でも、昔と変わらず、いまも興奮や情熱はしっかりと感じているよ。」

Manouk Akopyan は『ザ・リング・マガジン』のリードライター。XおよびInstagramでは @ManoukAkopyanがフォローできます。

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