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リンドン・アーサー:「ブラッド・リーアとのマンチェスター・ダービーも、他の試合と同じだ」
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インタビュー
Declan Taylor
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リンドン・アーサー:「ブラッド・リーアとのマンチェスター・ダービーも、他の試合と同じだ」
リンドン・アーサーは、元スパーリングパートナーで“ボクシング仲間”でもあるブラッド・リーアとの、待望のマンチェスター対決を「他の試合と同じように臨む」と話す。

両者は今週土曜夜、地元マンチェスターのコープ・ライブ・アリーナで、ジョシュア・ブアツィ対ザック・パーカー戦のセミメインとして行われる12回戦のライトヘビー級マッチで激突する。この試合はクイーンズベリー・プロモーションズの興行で、DAZNでライブ配信される。

競争が激しいこの階級では、勝敗が双方の今後に大きな影響を与えることになる。さらに地元のプライドを懸けた一戦であり、リーアの持つヨーロピアン王座も懸かっている。





だが、リンドン・アーサー(24勝3敗16KO)は、この試合にもいつもと同じ姿勢で臨んでいると強調する。

「地元ダービーだからといって、特別な感覚はない」とアーサーは『ザ・リング』に語った。「自分にとっては、これは他のどんな試合とも変わらない一戦だ。よくある言い回しだけど、これは“絶対に勝たなければならない試合”だ。相手が誰かは関係ない。俺はどの試合も同じように見ている。今回の試合だから特別に勝たなければいけないなんて思っていない。アンソニー・ヤードとの3戦目のときと同じ気持ちだよ。

試合には勝たなければならないし、勝ちたいとも思っている。そのために、いつもと同じように全力でトレーニングしてきた。ただ、それは“相手が同じマンチェスター出身だから”という理由ではない。」

互いに近い距離で活動してきたこともあり、2人はこれまで何度もスパーリングを重ねてきた。だが、リーア(21勝1敗10KO)はプロ入りから5年間はミドル級、スーパーミドル級で戦っていたため、ライトヘビー級のアーサーは、実際に対戦することになるとは考えていなかったという。

「ブラッドとは何年も前からの知り合いだ」とアーサーは言う。「アマチュアの頃から同じ大会に出ていたけど、階級が違っていた。彼がプロになってからは、何ラウンドもスパーリングしてきたから、お互いのことはよく分かっている。

正直、彼と実際に試合をすることになるとは思っていなかった。でも彼が階級を上げて、ライトヘビー級に慣れてきて、この階級でやっていくと決めた。俺もこの階級にいる、それだけのことだ。

彼のことは“ボクシング仲間”だと思っている。試合のときはいつもテレビで観て応援していたし、勝ってほしいと願っていた。そういう意味での仲間だよ。でも、毎日話すような関係ではないんだ。」


この試合は、4月26日にトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたクリス・ユーバンクJr対コナー・ベン戦のアンダーカードでアンソニー・ヤードとの三部作最終戦に敗れて以来、アーサーにとって初の試合となる。
2023年12月にはドミトリー・ビボルにも敗れており、ここ3戦で2敗を喫している。

ビボル戦はアーサーにとって初めての、そして現時点で唯一の世界タイトル挑戦だった。彼はヤード戦での敗北によって、世界レベルから大きく後退したことを認めている。

「正直、そこまで先のことは考えていない」とアーサーは語る。世界タイトル奪取への野心がまだあるか問われての返答だった。
「今は負けたばかりだから、まずは勝利で立て直すことが必要だ。この試合に勝てば、もう少し先のことを見据えられると思う。でもそれまでは、目の前のことをやるだけだ。

キャリアの終盤に差しかかると、こういう試合の重みはより大きくなる。これまで以上のことを成し遂げたいなら、こうした試合は絶対に落とせない。

ヤードに負けた理由は分かっているし、あの試合ではもっとできたと思っている。でも、あの試合で学んだことは確実にあるし、成長もした。自分に対して厳しく見ることもできるけど、いい試合だったと思う。2戦目で彼にKOされた後、心の中には“悪魔”のようなものもあった。

それは自分自身の中の悪魔、心の中に浮かぶネガティブな思考に負けそうになるということだ。
でもトッテナムの大観衆の前で、あの舞台で堂々と戦えたことは誇りに思う。多くのファンの前で、あれだけのビッグイベントで自分を表現できた。

負けたこと自体は嬉しくないけど、“いい試合だった”ということには満足している。」




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