リアム・デイビスはボクシング界のリアリストの一人である。

昨年11月、元英国、ヨーロッパ、IBOスーパーバンタム級王者であるデイビスは、キャリア初の低調なパフォーマンスを見せ、シャバズ・マスードに敗れて無敗記録を失った。

この敗北はデイビスの122ポンド（スーパーバンタム級）時代の終わりを意味し、彼はフェザー級デビュー戦で無敗のアイルランド人オリンピアン、カート・ウォーカー（12勝0敗、2KO）と対戦する土曜日の夜に、自らの存在を示さなければならないことを理解している。

二人はアンソニー・カカーチェとリー・ウッドによるスーパーフェザー級戦のアンダーカードで戦う予定であり、イベントはDAZNがイングランド・ノッティンガムから生中継する。

スーパーバンタム級とフェザー級の差はわずか4ポンド——水に換算すれば約4パイント未満——であり、デイビス（16勝1敗、8KO）は計量日が近づくにつれ、その利点をますます感じるだろうが、少しの体重増加が全ての問題を解決するわけではないと自覚している。

それでも彼は、それによってより良い状態に立てると確信している。

「それでも簡単とは言えないね。俺はまだでかい子供だしな」と彼は『ザ・リング・マガジン』誌に語った。「これでわかったのは、もう二度とスーパーバンタム級には戻れないってことだ。」

「クソみたいに狂ってた、ほんとに狂気だった」と、スーパーバンタム級に体を絞り込む苦しみを振り返りつつ語った。「でも、それが俺の知ってる全てだった。

やりきったけど、このキャンプでは最後のスパーもできた。ここ数回のキャンプでは、エネルギーが足りなくて最後の2週間はスパーできなかった。

戦うのが楽しみだよ。去年は奇妙な年だった。最高の年でもあり、初めての敗北の年でもあった。」

昨年3月、メキシコの危険な刺客エリック・ロブレス・アヤラを2回KOし、IBO王座を獲得したデイビスは、世界タイトル戦線に名を連ねた。

だがデイビスは、長年のライバルで技巧派のマスードとの対戦を選んだ。この試合は英国のボクシングファンの注目を集め、29歳のドニントン出身の彼が初めて主要大会のメインを飾ることになったが、キャリアが上昇一途だった彼にとっては横ばいの一歩にも見えた。

夏に予定されていた試合を病気で回避せざるを得ず、マスード戦までに8か月が経過。その間にデイビスの体はついにスーパーバンタム級に収まらなくなり、階級を駆け上がってきた勢いも次第に冷め始めていた。

マスードはその夜見事なボクシングを見せ、スプリット判定で勝利したが、デイビスはかつて階級を席巻した頃の影に過ぎなかった。

フェザー級初戦で、またしてもスマートで技巧派のウォーカーと戦う選択は、大胆かつリスキーに見えるかもしれないが、デイビスの目には全く違って映っている。

彼は、マスード戦の出来が例外であったことを証明するのを楽しみにしている。

「彼はオリンピアンだよな？でも不思議なのは、俺のキャンプでは彼のスタイルは俺に結構似てると思ってる。でも変だけど、俺の方がただ上手いことをやれるって信じてる」と彼は語った。

「みんな、俺がアウトボックスされると思ってるだろうけど、今回はあの夜は例外だったってことを思い出させるために来たんだ。

そういうことは起こるってことを思い出させたいんだ。減量とかその話をあんまりしたくない。今の世界じゃ言い訳に聞こえるからな。でも土曜の夜に証明できる——俺がリアム・デイビスだってことを思い出させるんだ。

土曜の夜、俺が始動すれば、大きなパフォーマンスが期待できる。人は色々しゃべって、自分を納得させようとするけど、それが俺のスタイルじゃない。今回のキャンプは長い間で一番良いスパーができて、本当にワクワクしてる。」

デイビスとの会話は驚くほど言い訳のないものである。

デイビスは現代ボクシングの虚飾を見抜き、注目を追うタイプではないが、アヤラを粉砕した頃には将来の対戦相手や潜在的なファイトマネーについて考えすぎていたことを認めている。

才能あるマスードは世界中のスーパーバンタム級の強豪に問題を引き起こせる選手だが、デイビスは歯車が噛み合わず、追いかけるばかりで戦えていなかった。

デイビスは、多くのファンがあの夜のパフォーマンスの原因が過信だったのか、マスードの実力だったのか、あるいは——彼の前で言えば小声になるが——122ポンドへの減量の影響だったのかなど気にしないことを知っている。そして彼はファンの考えを気にするのをやめた。

過去6か月間、デイビスは自分の優先事項を見直し、成功に必要なことを見極めてきた。

現代の流行である根本的な見直しや、失敗の理由をメディアで公表することを避け、低姿勢のまま、同じチームと共に新たな目的を持って戻ってきた。

「俺は暗闇に残されてる方がいいんだ。これ全部好きじゃない。ただ自分のことをやって、さっと消えたいだけ」と彼は語った。

「カメラとかいらない。この人たちは俺を信じてくれたけど、それは多分、何の期待もされてなかった頃の方が俺には合ってたんだ。

俺とチームは静かで、あまり知られてない。俺、親父、サイモン・ベイバーストック、エロル・ジョンソンだけだ。ただ物事を進めたいし、今回は暗闇に置かれた感じで、それがこれまで最高の結果を生んできた。

良かったのは、負けてがっかりしたものの、人生やボクシングキャリアを振り返るのはここ数年で初めてだったことだ。大人になって初めて立ち止まって振り返り、『まあまあ、よくやったじゃないか、リアム』と思えるようになった。そして今、その姿勢を持っている。

経験がなかった時も全てやってきた。大物コーチもいなかったし、経験者もいなかった。みんな初めてのことばかり学んできたんだ。だから今度は、その経験を持ってもう一度やれる理由がある。

俺たちはやってきたし、やり遂げてきた。」