カリル・コーと
ジェシー・ハートによるライトヘビー級戦が、再び組まれる。
『ザ・リング』は、コーとハートが1月24日にラスベガスのフォンテーヌブローで対戦することを確認する。175ポンド契約の10回戦は、
レイモンド・ムラタラ対アンディ・クルス戦のアンダーカードとして、DAZNで配信される。
ニュージャージー州ジャージーシティ出身のコー(10勝1敗1分、8KO)と、ハート(31勝3敗、25KO)は、当初10月11日にフィラデルフィアのエクスフィニティ・モバイル・アリーナで行われたジャロン・エニス対ウイスマ・リマ戦のアンダーカードで対戦予定であった。しかし、コーはスパーリング中に負った手の負傷により、10月初旬に欠場を余儀なくされる。
29歳のコーは、直近の試合で
メキシコのマヌエル・ガジェゴスを6回TKOで下す。5月30日、メキシコ・グアダラハラのドモ・アルカルデで行われた即時再戦での勝利である。ガジェゴス(21勝3敗1分、18KO)は、初戦となった昨年11月のフィラデルフィア、ウェルズ・ファーゴ・センターでの試合でコーから4度のダウンを奪い、9回TKOで番狂わせを演じる。
36歳のハートは、昨年5月以降、1ラウンド制のチーム・コンバット・リーグの試合にのみ出場している。プロ戦績としてカウントされる直近の試合はその1カ月前で、フィラデルフィアのリアコウラス・センターでダニエル・アドゥクを5回KOで下す。
ハートは、メキシコのサウスポーである
ヒルベルト・ラミレスのWBOスーパーミドル級王座に挑戦した2度の12回判定負けで最も知られる。
一方、ムラタラは1月24日のメインイベントで、キューバのクルスを相手にIBFライト級王座の指名防衛戦を12回戦で行う。
カリフォルニア州フォンタナ出身のムラタラ(23勝無敗、17KO)は、空位王座を巡る『ザ・リング』ランキングで3位につける。クルス(6勝無敗、3KO)は同トップ10で5位にランクされる。
Keith Idec は『ザ・リング』のシニアライター兼コラムニストである。Xでは@idecboxingで連絡を取ることができる。