ハリル・コーは、疲労が見えた36歳の相手を土曜夜に仕留め切ることができなかった。
気分屋なライトヘビー級のコーは、それでもフォンテーヌブロー・ラスベガスからDAZNで配信された粗い内容の10回戦で、
ジェシー・ハートに多数判定勝ちを収めた。ジャッジのエリック・チーク(96-92)とデビッド・サザーランド(95-93)はコーを支持し、パトリシア・モース・ジャーマンは94-94のドローと採点した。
レフェリーのトーマス・テイラーは、3回にコー、6回にハートからそれぞれ1点を減点している。
ニュージャージー州ジャージーシティ出身の29歳、コーは、ハートをボディスラムするという明白な反則を受けながらも試合を乗り切った。
コー(11勝1敗1分、8KO)は
金曜日の公式計量で182.8ポンドを記録し、レイモンド・ムラタラ対アンディ・クルス戦のアンダーカードで行われる契約体重175ポンドを約8ポンドも上回っていた。このプロ意識を欠く行為は、フィラデルフィア出身のハート(31勝4敗、25KO)を激怒させたが、2度のスーパーミドル級世界挑戦経験を持つハートは、コーがペナルティを支払うことに同意したため試合を受け入れた。
10回開始時点では勝敗は五分に思われたが、最終ラウンドの3分間で、両者ともそれに見合う内容を見せることはできなかった。
一時的に息を吹き返したハートは、9回開始から20秒足らずで右をヒットさせる。その3分間においてコーの手数が少なかったこともあり、ハートがラウンドを取ったように見えた。
8回残り約1分20秒、コーのストレート左が疲労の見えたハートをロープ際まで後退させた。
7回序盤には、コーの大きな左フックがハートを捉え、さらにもう一発がクリンチを強いる。
6回にはコーの右がハートをぐらつかせたが、本人はそれに気づいていない様子だった。ハートは再びコーを抱え込み、3ラウンド連続で3度目の注意を受けた結果、残り39秒でテイラーが減点を宣告した。
テイラーは5回残り1分を切った場面でも、過度なホールディングについてハートを厳重注意している。5回にサウスポースタンスで戦ったコーは、その構えが効果を発揮していた。
Keith Idec は『ザ・リング』のシニアライター兼コラムニストであり、Xでは@idecboxingで連絡を取ることができる。