ジャロン “ブーツ” エニスへの称賛ぶりに、
キース・サーマンは吐き気を覚えるという。
しかし、一部のファンや評論家が彼を「ボクシング界の次なるスター」と称える一方で、サーマン(31勝1敗、23KO)は、その程度の相手に対して過剰な反応だと考えている。
「チューンアップ相手を選んだ結果があれだ」とサーマンは *Fight Hub TV* に語った。「多くの人は、彼が誰と戦ったのかすら知らないよ。」
『The Ring』誌、IBF、WBAのウェルター級王座を手放した後、エニス(35勝無敗、31KO)はすぐにスーパーウェルター級の王者たちに照準を合わせた。
しかし、エニスが「最高の相手と戦いたい」と豪語する一方で、ウイスマ・リマ(14勝2敗、10KO)はそのレベルには達していなかった。32歳のリマは主要4団体のうち3団体でトップ10入りしていたものの、アメリカで試合をしたことはなく、過去に行った唯一のステップアップ戦では
『The Ring』誌のミドル級7位、アーロン・マッケナに完敗していた。元統一ウェルター級王者のサーマンは、エニスがリマを相手に選んだことを批判しながらも、その実力自体は認めている。
「ブーツはブーツだ」とサーマンは語った。「初回で血の匂いを嗅ぎつけて、一気に仕留めた。相手の若い選手は嵐を耐え切れなかった。それがブーツの特徴だ。フィニッシュが上手い。彼は間違いなく154ポンドでも強さを見せており、誰にとっても脅威になるだろう。」