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中谷潤人対西田凌佑 6月8日統一戦決定
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Anson Wainwright
Anson Wainwright
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中谷潤人対西田凌佑 6月8日統一戦決定
本日早朝、WBCバンタム級王者の中谷潤人とIBF王者の西田凌佑が、6月8日に行われる王座統一戦を正式に発表した。

本イベントはPrime Videoによって中継される予定であり、アメリカではESPN+、イギリスではSky Sportsでも放送される見込みである。試合は東京・有明アリーナにて開催される。

中谷と西田は、『The Ring』誌のランキングにおいてそれぞれバンタム級1位と2位に位置しており、この一戦で新たな『The Ring』王者も決定される。

両者は、2月24日に中谷がダビド・クエジャールを3ラウンドTKOで下した直後、リング上で対面し、次戦での対戦に合意した。

しかし、西田には5月28日にホセ・サラスとの指名試合が課されており、統一戦の実現には障害があった。

幸いにも、水面下で両陣営の交渉が続けられ、統一戦が優先される形で最終的に合意に至った。

この大会では、急成長中で人気の高いバンタム級の那須川天心(6勝0敗、2KO)が、1敗のみのビクトル・サンティリャン(14勝1敗、5KO)と10ラウンド戦を行うことも決定している。

また、元アマチュアエリートである坪井智也(1勝0敗、1KO)も出場予定であり、WBO地域バンタム級タイトルをかけてヴァン・タオ・トラン(18勝1敗、10KO)と10ラウンドで対戦する。

中谷(30勝0敗、23KO)はデビュー初期から快進撃を続けており、将来の2階級世界王者となる矢吹正道(判定4-0)、同じく将来のフライ級王者ユーリ阿久井政悟(TKO6)を下し、元ライトフライ級王者ミラン・メリンド(TKO6)を撃破して試練を乗り越えた。コロナ禍により足踏みを強いられたが、13ヶ月のブランクを経てジーメル・マグラモとの空位決定戦(TKO8)を制しWBO王座を獲得。以降、元王者アンヘル・アコスタ(TKO4)とのアメリカデビュー戦を含め2度の防衛に成功。有明アリーナで行われたゴロフキン対村田諒太の前座では山内涼太をTKO8で沈め、観客を沸かせた。

その後、スーパーフライ級に転向し、タフなメキシコ人フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア(判定10-0)を破り、アンドリュー・モロニーとの王座決定戦では衝撃の11回KO勝ちでWBO王座を獲得。初防衛戦ではアルヒ・コルテスを判定で下し、バンタム級へ転級。バンタム級初戦ではメキシコの強豪アレハンドロ・サンティアゴをTKO6で下しWBC王座を獲得。その後もビンセント・アストロラビオ(KO1)、ペッチCPフレッシュマート(TKO6)、直近ではクエジャール(TKO3)を次々に撃破している。

一方の西田(10勝0敗、2KO)は、2019年にプロデビューし、わずか3戦目で元世界挑戦者の大森将平(判定8-0)を破った。続く試合では、身長が高く現在28歳のサウスポーである西田が、元WBCフライ級王者の比嘉大吾を完全に支配し(判定12-0)、その卓越した技術とフィジカルの強さを見せつけた。

その後の試合では手首の負傷により長期離脱を余儀なくされたが、回復後はメキシコのクリスチャン・メディナ(判定12-0)とのIBF挑戦者決定戦に勝利し、続く試合ではエマヌエル・ロドリゲスを判定で下しIBF王座を獲得。初防衛戦ではアヌチャイ・ドーンスアを7ラウンドTKOで退けている。

質問やコメントはAnson(elraincoat@live.co.uk)まで。また、Twitter(@AnsonWainwr1ght)でもフォロー可能である。

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