ホセ・サラスと
ランディレ・ングゼケが、12月13日にメキシコシティで行われる空位のIBFバンタム級王座を争うことになった。
IBFランキングの1位と2位は現在空位となっているが、3位と4位にはそれぞれサラスとングゼケが名を連ねている。
サラス(16勝0敗、10KO)は2020年にプロデビューした。23歳のメキシコ人サウスポーは、2023年4月のアメリカ初戦でプリンス・ザニーの無敗記録を奪い(10回判定勝)、強烈な印象を残した。
その後、ティフアナ出身のサラスはランキングを着実に上げ、2023年7月のテレンス・クロフォード vs. エロール・スペンス戦のアンダーカードでは、元世界タイトル挑戦者アストン・パリクテを4回TKOで下すなど、存在感を示してきた。以降、3連勝を重ねている。
ングゼケ(16勝1敗1分、8KO)は、2018年6月に将来のIBF 115ポンド王者となるプメレラ・カフとの4回戦で引き分け、プロキャリアをスタートさせた。5戦目では同胞サベロ・ンゲビニャナを12回判定で破りアフリカ・ジュニアバンタム級王座を獲得。その後、2022年4月にはアセンコシ・ドゥメズウェニを10回TKOで下し、南アフリカ国内王座も手にした。
30歳のングゼケは2022年10月、危険なジェイアー・ラクイネルに2回TKO負けを喫したものの、後にバンタム級へ転向し、そこから7連勝で復活を遂げている。
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