ジョーダン・フリンはキャリアの立て直しを図るべく、殿堂入りトレーナーのバディ・マクガートとタッグを組んだ。
29歳のフリンは、3月に宿敵
キャメロン・ヴオンとの試合で7回TKO負けを喫し、キャリア初黒星を喫した(会場:オルトリンチャムのプラネット・アイス)。
この敗北により、両者の長年にわたる因縁には明確な決着がつき、オックスフォード出身のフリンの戦績は11勝1敗1分(1KO)となった。
現在、
フリンはアメリカへ拠点を移し、フロリダでバディ・マクガートとタッグを組むことを発表した。
フリンはX(旧Twitter)にこう投稿している。
「バディ・マクガートとともにこの新たな旅を始められることを光栄に思う。次のステージへ進む時だ。」
このライト級選手は、プロ5年半のキャリアの中で、これまでにもケビン・ミッチェルやグラント・スミスとともにトレーニングしてきた。最近までは南海岸にあるパンサーズ・ジムで練習を積んでいたが、今回61歳のマクガートに信頼を寄せる英国人ボクサーの仲間入りを果たす。
マクガートは元スーパーライト級およびウェルター級の世界王者で、近年ではディリアン・ホワイトやダン・アゼーズらも彼のもとでトレーニングしている。直近ではカラム・スミスが2月にジョシュア・ブアツィを下した際、マクガートの指導が勝利に大きく貢献した。
フリンは、王座戦線への返り咲きを目指して、この夏にリング復帰を予定している。