『ザ・リング・マガジン』が得た情報によると、有望なライト級ボクサー、
キャメロン・ヴォンはジェイミー・ムーアと円満に決別し、今後はベン・デイビソンの指導を受けることになった。
ヴォン(8勝0敗、4KO)は、2023年10月にプロデビューして以来、マンチェスターにあるムーアのジムでトレーニングを積んできた。元英国・欧州スーパーウェルター級王者のムーアは、ノーサンバーランド出身で現在22歳の才能あふれるヴォンを、プロ入り初期の難しい時期に導いてきた。
ヴォンは精力的に試合をこなし、野心的なマッチメイクを重ねてきた。昨年11月には、元英国・欧州ライト級王者ギャビン・グウィンを相手に接戦の末、判定勝ちを収めた。今年初めには、
長年にわたる因縁の相手ジョーダン・フリンと決着をつけ、無敗だったライバルを7ラウンドでストップした。
それでもヴォンは新たなアプローチを求める決断を下し、エセックスへ拠点を移してベン・デイビソンのもとでトレーニングを開始することとなった。デイビソンは今週末、ノッティンガムでアンソニー・カカーチと対戦する元WBAフェザー級王者リー・ウッドを指導している。
デイビソンは自身のパフォーマンス・センターで活気ある陣営を築いており、ヴォンはその一員として、2度のヘビー級世界王者アンソニー・ジョシュア、スーパーバンタム級コンテンダーのシャバズ・マスード、将来を嘱望されるヘビー級のモーゼス・イタウマ、そして多くの有望な若手たちと共にトレーニングすることになる。