ジョー・コルディナは、
ガブリエル・フローレス・ジュニアに勝利すれば、2階級制覇のチャンスを手にできると考えている。
12月13日、2度のIBFジュニアライト級王者ジョー・コーディナ(18勝1敗、9KO)がアメリカ初登場を果たす。ウェールズ出身のコーディナは、カリフォルニア州ストックトンが地元のガブリエル・フローレス・ジュニア(27勝2敗、8KO)と対戦する。この12回戦のライト級戦は、
ディエゴ・パチェコ対ケビン・レレ・サジョの前座としてDAZNで世界に配信される。
コーディナが西海岸に到着する頃には、135ポンド級では新たな王者が誕生しているはずだ。
11月22日、アメリカの
アブドラ・メイソンとイギリスの
サム・ノークスが空位のWBO王座を懸けて対戦する。魅力的な一戦はサウジアラビア・リヤドで行われ、
DAZN PPVでライブ放送される充実の“Ring IV”大会の一部として実施される。
コーディナは、フローレス・ジュニアに勝てば新王者への挑戦権を確保できると考えている。
「まあ、俺たちはそのためにこの競技をやっているんだ」とウェールズ出身のコーディナは、この試合をプロモートするマッチルームのデジタル記者会見で語った。
「これはWBO世界タイトルへの最終挑戦者決定戦だと聞いている。だから当然、この勝者があの勝者と戦うことになるし、そういう流れになる」
アブドラ・メイソンとサム・ノークスは無敗で魅力あるファイターだが、11月22日にはそれぞれ大きな課題に答える必要がある。
メイソン(19勝0敗、17KO)は、ボクシング界でも最有望株の1人と広く見られており、技巧に優れ、破壊力あるサウスポーとして既に多くのハイライトを積み重ねている。
元英国・コモンウェルス・欧州王者のノークス(17勝0敗、15KO)は、 relentless かつ見た目以上に頭脳的な猛攻型ファイターで、これまで一度も勢いを削がれたことがない難攻不落の存在だ。
元135ポンド級の英国王者であるコーディナは、2024年5月に
アンソニー・カカーチェにIBF王座を失った後にライト級へ戻ることを決めたが、同階級のライバルたちの長所と短所には精通している。
彼はメイソンの勝利を予想しているものの、オハイオ拠点の21歳には潜在的な危険もあると見ている。
「勝者を選べと言われればアブドラ・メイソンだと思う」と彼は語った。
「でも、あごに打たれた時の彼の様子を見ると……相手の名前は思い出せないけど[2024年11月の激しい撃ち合いで、ヨハン・バスケスがメイソンから2度のダウンを奪い、2ラウンドでストップされた試合]」
「彼は何度か倒されているし、サム・ノークスはパンチ力がある。俺はサムとスパーしたことはないけど、
シャクール(スティーブンソン)ですら、スパーの中で相手した中でも最もハードヒッターの1人だと言っていた」
「第一印象ではアブドラ・メイソンだけど、サムが勝ち上がって世界王者になることも十分あり得ると思う」