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ジャレル・ミラー、ワードリーへの突き飛ばしで報酬一部保留 英ボクシング統括委員会が処分へ
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Mike Coppinger
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ジャレル・ミラー、ワードリーへの突き飛ばしで報酬一部保留 英ボクシング統括委員会が処分へ
ジャレル・ビッグ・ベイビー・ミラーは、6月7日にイングランド・イプスウィッチで行われるファビオ・ワードリー戦を前に、記者会見での「行動」を理由に、イギリス・ボクシング統括委員会(BBBofC)からファイトマネーの一部を保留される見通しとなった。


この措置は、ザ・リングが入手した電子メールにより明らかとなった。


ミラー(26勝1敗2分、22KO)は、無敗のイギリス人ファイターであるワードリーが「ディスソングを作った」と非難し、その直後に彼の顔面を突き飛ばした


「ミラー選手の陣営には、今後の行動が注視されており、2025年4月7日にイプスウィッチで行われた記者会見でのような行為が再発した場合、イギリスでの試合許可が取り消される可能性があり、懲戒処分および罰金の対象となる恐れがあることを伝えてください」。


イギリス・ボクシング統括委員会(BBBoC)事務局長ロバート・スミスは、4月11日付でプロモーターのフランク・ウォーレン宛てに送った書簡でそう記している。


「したがって、ミラー選手の報酬の一部を試合前に委員会へ預託する措置が検討されており、詳細については後日通知いたします」。


36歳のミラーはニューヨーク州ブルックリン出身で、ニューヨーク州のライセンスで試合を行っている。

この書簡は、ニューヨーク州アスレチック・コミッションのマシュー・デラリオ事務局長にもCCで共有されていた。

今回の対応は、イギリス・ボクシング統括委員会による最新の懲戒措置となる。

先月には、クリス・ユーバンクJr.がコナー・ベンとの試合の記者会見中に卵を投げつけた行為により、10万ポンドの罰金処分を受けたばかりだ。


ファビオ・ワードリー(18勝0敗1分、17KO)は、ザ・リング誌ヘビー級ランキングで第9位にランクされている。


30歳のワードリーにとって、ミラーはこれまでのキャリアで最も格上の相手となる。


ミラーは昨年8月、元ヘビー級王者アンディ・ルイスと対戦し、議論を呼ぶ引き分けとなった試合以来のリング復帰となる。
多くの関係者は、ミラーが勝っていたと見ていた。


彼にとって唯一の敗戦は、2023年12月、ダニエル・デュボアとの試合で第10ラウンドTKO負けを喫した一戦だ。


ワードリーは、キャリア最高の勝利を挙げた直後のリングインとなる。昨年10月、リヤドで行われたフレイザー・クラークとの再戦で、1ラウンドKO勝利を飾っている。

両者はその7カ月前、3月の第1戦で激しい打ち合いの末に引き分けていた。


なお、ミラーは過去に複数回、禁止薬物の使用により出場停止処分を受けている。


2019年には、ドーピング違反が発覚し、アンソニー・ジョシュアとの世界タイトルマッチが白紙となった。

Mike Coppinger はザ・リング誌のシニア・インサイダー。以前はESPNでボクシング・インサイダーを務めた。X/Instagram:@MikeCoppinger。

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