ジャレル・ミラーが再び対戦相手を探すことになった。
ヘビー級コンテンダーのミラーは木曜日、自身のインスタグラムで、
マイケル・ハンターとの試合が中止となったことを発表した。ブルックリン出身のミラー(26勝1敗2分、22KO)とラスベガス出身のハンター(24勝1敗2分、17KO)は、9月11日にフォンダンブロー・ラスベガスからDAZNで配信される興行のメインイベントを務める予定であった。
ミラー対ハンターは、9月13日に近隣のアレジアント・スタジアムからNetflixとYouTubeで配信される
カネロ・アルバレス対テレンス・クロフォード戦の週に行われるイベントの一環として予定されていた。
37歳のミラーは、声明とともに受け取った書簡を投稿し、その中で「法的および規制上の」問題が理由で、同じく37歳のハンターとの試合が行えないと説明されていた。
過去3か月でミラーの試合が中止となるのはこれが2度目である。
彼は当初、6月7日にイングランド・イプスウィッチのポートマン・ロード・フットボールグラウンドで、同地出身の英国コンテンダー、
ファビオ・ウォードリーと対戦する予定だった。しかしミラーは肩の負傷を理由に出場を辞退した。
ミラーは昨年8月、ロサンゼルスのBMOスタジアムで行われた元統一ヘビー級王者アンディ・ルイス(35勝2敗1分、22KO)との12回戦で、マジョリティ・ドローに終わって以来、試合を行っていない。
また、ミラーのラスベガスでの直近の試合も直前で流れた。2020年6月に予定されていたジェリー・フォレスト戦に向けて、ネバダ州アスレチック・コミッションが試合前のドーピング検査でミラーが禁止薬物の使用に失敗したため、出場を取り消されたのである。
不名誉を背負ったミラーは、2019年6月に当時無敗の統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュアとのマディソン・スクエア・ガーデンでの世界戦が中止となる直前に4種類の禁止薬物に陽性反応を示して以来、この6年間でわずか5試合しか戦っていない。契約当時、ミラーは無敗であった。
ジョシュア戦では、代役としてアンディ・ルイスが約5週間前に急遽出場し、7回TKOでジョシュアを破る番狂わせを起こした。
Keith Idecは『ザ・リング』のシニアライターおよびコラムニストである。X(旧Twitter)@idecboxingで連絡可能。