IBFおよびWBO世界ミドル級王者
ジャニベク・アリムハヌリが、VADAによる検査でパフォーマンス向上薬物に関する不利な分析結果(陽性)を示したことが分かったと、『ザ・リング・マガジン』が関係者の話として伝えている。
これにより、
今週土曜日に予定されていたエリスランディ・ララとの3団体王座統一戦は、
アイザック・クルス対ラモント・ローチ戦のアンダーカードとして組まれていたものの、試合週の開始時点で深刻な不透明感に包まれる事態となった。
アリムハヌリ(17勝0敗、12KO)は、160ポンド級において『The Ring』誌のランキング1位に位置付けられている選手であり、直近では4月5日にカザフスタンのアスタナで無敗の挑戦者
アナウエル・ンガミッサング(14勝0敗)を5回TKOで下し、王座防衛に成功していた。
一方、WBA王者のララ(31勝3敗3分、19KO)は、活動停滞により『ザ・リング』誌の階級別ランキングからは外れていたものの、2024年9月のタイトル戦で
ダニー・ガルシアを9回に屈服させて以来、15か月ぶりの復帰戦として今回の統一戦に向けた準備を進めていた。