ジャメイン・オルティスは、スティーブ・クラゲットが木曜に負傷により
試合を棄権したことで、土曜夜のDAZN興行に引き続き出場することになった。
元世界挑戦者でありスーパーライト級の有力コンテンダーであるオルティスは、今回ドミニカ共和国の
アンビオリクス・バウティスタと対戦することになった。この試合はフロリダ州オーランドのカリブ・ロイヤルで行われるDAZNのモースト・バリュアブル・プロモーションズ(MVP)興行で組まれている。
同興行のメインイベントは、プエルトリコの
ヤンキエル・リベラ(7勝0敗、3KO)とベネズエラのアンヘリーノ・コルドバ(19勝0敗1分、12KO)によるWBAフライ級暫定王座戦であり、セミファイナルではキューバの
ヨエニス・テレス(10勝0敗、7KO)がドイツのアバス・バラオウ(16勝1敗、9KO)を迎え撃ち、WBAスーパーウェルター級暫定王座の初防衛戦に臨む。
バウティスタ(19勝2敗、11KO)は現在16連勝中であるが、その中に
オルティス級の実力を持つ相手は一人もいない。また、今回がバウティスタにとってドミニカ共和国国外での初試合であり、さらに10回戦として組まれる初めての試合でもある。直近の試合は4月5日、スーパーライト級8回戦でヨエル・ジャン・バティスト(10勝10敗1分、9KO)に判定勝ちを収めている。33歳のバウティスタにとって大きな挑戦となる。
一方、29歳のオルティス(19勝2敗1分、9KO)は、2024年2月にWBOスーパーライト級王者
テオフィモ・ロペスに判定負けを喫して以来、2連勝中である。その間、クリスティアン・ルーベン・ミノ(24勝10敗2分、17KO)を4回TKOで下し、さらに3月15日に同じカリブ・ロイヤルでヨマール・アラモ(22勝4敗1分、13KO)に判定勝ちを収めている。
「完封勝利を期待してほしい。素晴らしい試合になるだろう。できるだけエンターテインメント性を高め、スーパーライト級の全階級に自分がここにいることを知らしめたい」とオルティスは
『ザ・リング・マガジン』に語った。