ジェイク・ポール率いる「モースト・バリュアブル・プロモーションズ(MVP)」が、英国のスター選手
サバンナ・マーシャルと
シャンテル・キャメロンのダブル獲得を完了した。
急成長を遂げるこの新興プロモーション会社は、女子ボクシング界における注目の存在となっており、階級制覇王者アマンダ・セラノが最初にポール陣営と手を組んだ選手のひとりであった。
それ以降、MVPは女子ボクシング界のトップ選手たちを次々と獲得しており、統一スーパーバンタム級王者エリー・スコトニー、そして女子スーパーフェザー級の4団体統一王者アリシア・バウムガードナーが同団体と
契約を結んでいる。
そして今回、同じく英国出身のマーシャルとキャメロンがMVPに加入することが発表され、両者は
7月11日にマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるスーパーショーで、セラノとケイティ・テイラーによる三度目の対戦がメインを飾る興行で、MVP旗揚げ戦を迎えることとなった。
MVP共同創設者のマキサ・ビダリアンは次のように述べている。「MVPは、英国女子ボクシング界で最も支配的な選手たちを擁している。」
キャメロン(33歳)は、2023年5月20日にダブリンでケイティ・テイラーに勝利し、女子スーパーライト級の4団体統一王者となったが、同年11月の再戦で王座を失った。
その後は2024年に2度の判定勝ちを収めたものの、11月にパトリシア・ベルグルトに勝利して以来リングから遠ざかっており、この一戦がクイーンズベリー・プロモーションズとの契約最後の試合でもあった。
一方のマーシャルは、さらに長期間にわたりボクシングから離れており、最後の試合は2023年7月にフレンション・クルーズ・デゾーンを判定で下し、スーパーミドル級の4団体統一王者となった一戦であった。
その後は総合格闘家としてPFLヨーロッパに参戦し、2024年6月に地元ニューカッスルで行われたデビュー戦でTKO勝利を収めている。
そして今回、長年にわたり所属していたボクサー(BOXXER)との関係に終止符を打ち、MVPおよびジェイク・ポールと新たなパートナーシップを結ぶことが発表された。