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アイザック・クルス、ラモン・ローチに“140ポンド級の洗礼”を浴びせる構え
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
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アイザック・クルス、ラモン・ローチに“140ポンド級の洗礼”を浴びせる構え
ラモン・ローチは近頃、階級をまたいで飛び回っている。

ローチ(25勝1敗2分、10KO)は現在WBA世界スーパーフェザー級王者で、3月にはWBA世界ライト級王者ジャーボンテイ・デービスとの試合で物議を醸すマジョリティドローに終わっている

土曜日、ローチはWBC暫定世界スーパーライト級王者アイザック・クルス(28勝3敗1分、18KO)と対戦するにあたり、3戦連続で異なる階級での試合に挑むことになる。会場はテキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターだ。

しかしクルスには不安の影すらない。PBCがPrime Videoを通じて配信するPPVのメインイベントとなるこの一戦で、ローチに“手荒い洗礼”を浴びせると公言している。

「ローチは素晴らしいファイターで、俺たちと同じように挑戦を好むタイプだ。ファンに素晴らしい試合を届けるのにふさわしい相手だ」とクルスは記者会見で語った。

「140ポンド級には不親切な歓迎を用意している。俺はこの階級で経験があるが、ローチが上げてくるからといって油断するつもりはない。この階級で何ができるか、低く見積もるつもりはない。」


「倒せるとわかっている。ローチだって人間だ。パンチは誰にでも効く。時間が来れば、その目標をしっかり達成する。」

クルスとローチはともにデービスの共通の対戦相手であり、デービスがこれまでに最も苦戦した2人と評されている。

ローチは3月の試合でデービスを倒していてもおかしくなかった。デービスが一瞬膝をつき、アクションが止まった場面があったが、そのシーンはダウンとは判定されなかった。2021年、クルスはデービスに全てをぶつけ、判定も僅差だった。

「ローチはジャーボンテイ・デービスに良い試合をしたが、俺が集中しているのは自分の仕事だけだ。ローチ相手にリングで自分が何を見せるか、それだけだ」とクルス。

「デービス、ローチ、そして俺は全く異なるスタイルのファイターだ。ローチにはしっかり準備して来てもらいたい。3月にデービスとやった試合とは全く別物になる。ローチは俺を倒すと言っているようだが、俺は勝つために必要なことを何でもやる。」

「ローチが強敵なのはわかっているから、キャンプ初日から厳しい調整を続けてきた。だが我々は勝利だけを目標に揺るぎなくやってきた。何があっても勝ちに行く。」

クルスは7月、アンヘル・フィエロの代役として急遽リングに上がったオマール・サルシード・ガメスとの10回戦に臨み、ユナニマスデシジョンで勝利した。


フィエロとクルスは2月に年間最優秀候補とされる激闘を演じたが、フィエロは再戦の計量に現れなかった。

クルスは2024年8月、ホセ・バレンスエラにスプリットデシジョンで敗れ、ロランド・ロメロから奪ったWBA王座を失った後、現在2連勝中である。

「今年は試合数が多く、それが俺の大きな強みになっている。調整のギアを入れ直す必要がなく、望んだ通りの準備ができている」とクルス。

「ここ数年で俺は強さを増し、それに伴って自信もついた。それが一番改善した部分だ。」

「パワーは常にそこにあったし、これまでの試合で示してきた。12月6日、ローチがそのパワーを耐えられるか見てみよう。」

ザ・リング主任記者:Manouk Akopyan(X & Instagram: @ManoukAkopyan)
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