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堤駿斗、井岡対マルティネス第2戦の興行でKO宣言──世界タイトル挑戦へ視線
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Anson Wainwright
Anson Wainwright
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堤駿斗、井岡対マルティネス第2戦の興行でKO宣言──世界タイトル挑戦へ視線
スーパーフェザー級の新鋭、堤駿斗は、日曜にハイメ・アルボレダと対戦し、急成長中のキャリアをさらに前進させようとしている。

この試合は、井岡一翔とフェルナンド・マルティネスによる再戦がメインイベントとなる志成プロモーションズ主催の興行で、会場は東京・大田区総合体育館である。

は、パナマ出身の相手アルボレダの実力を認めつつも、自分の方が最終的に勝ると感じている。

「非常にバランスが良くてタフなファイターだと思います」と、堤(6勝無敗3KO)は吉川龍を通じて『ザ・リング・マガジン』に語った。「手数、粘り強さ、メンタルの強さ、そのすべてが世界ランカーにふさわしいレベルにあると思います。注意すべき点はいくつもあります」
「とはいえ、僕は世界タイトルを見据えているので、この試合にはKOで勝たなければならないと思っています」

25歳の堤は、昨年12月に行われた元世界王者レネ・アルバラードとの一戦で、鮮やかなパフォーマンスを見せた。なお、弟の麗斗は、最近ニューヨーク・タイムズスクエアで開催された『Fatal Fury: City of the Wolves』興行でプロデビューを果たしている。

アルバラードは、それまで14敗を喫していたものの、そのほとんどが判定負けで、ストップ負けは1度だけだった。堤はその2人目となり、8回TKOで試合を終わらせた。

「すごく嬉しかったです」と堤はその試合について語った。「アルバラードは元世界王者で、本当にタフなファイターなので、自分のパワーとメンタルの強さが試された一戦でした。最高の結果を出せて嬉しかったです」

この試合は、昨年4月に元世界王者アンセルモ・モレノ戦で契約体重を3.5ポンドオーバーし、6ヶ月間の出場停止処分を受けた後の復帰戦でもあった。

「応援してくれた方々や相手選手に対して、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした」と、堤はその件について反省の言葉を述べた。「本当はフェザー級(126ポンド)でチャンピオンになれることを証明したかったんです」

しかし、126ポンドのリミットを作る必要がなくなったことが、悪影響を及ぼすどころか、むしろ現在の階級で彼の実力をより一層引き出す結果となっているようだ。

「過酷な減量をしなくて良くなったことは、自分にとって大きなプラスです」と彼は認める。「スピードを維持しながら、よりパワーをつけることができました。今は心も体も気持ちもすべてが良い状態で、次の試合に臨めると感じています」

すべてはこれからの試合で証明されるが、堤は現在、急成長中のスーパーフェザー級で確かな存在感を示しており、すでに元世界王者2人を下しており、世界タイトル挑戦まではあと数戦というところまで来ている。早ければ来年にもそのチャンスが巡ってくる可能性がある。

対するアルボレダ(20勝3敗15KO)は、2014年にプロデビュー。若くして才能を見出され、母国パナマで10連勝を飾った後、アメリカに渡ったが、レッキー・ドゥライに3回KO負け。その後帰国し3連勝し、さらにアルゼンチンでも1勝を挙げた。

アメリカでの再挑戦の機運が高まり、アルボレダは再び渡米し、2連勝を飾った。中でも、タフなジェイソン・ベレスとの12回戦ではスプリット判定で接戦を制した。その後、クリス・コルバートとの試合では11回TKOで敗北。帰国後に3連勝を挙げたが、ウィリアム・セペダ戦では2回KO負けを喫した。約2年のブランクを経て、「ハイミート」の愛称で知られるアルボレダは、先月コロンビアで復帰戦を行い、勝利を収めた。

質問やコメントはAnson(elraincoat@live.co.uk)まで。また、Twitter(@AnsonWainwr1ght)でもフォロー可能である。

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